ムソウノカキオキ

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スーパー戦隊おもしろいよ!という話

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 スーパー戦隊を始めとする特撮ヒーローものは大人ファンも多い、という話は割合聞くようになりました。
 とはいえ、「大人が観ても本当に面白いの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
 なので、今回は僕の考える『戦隊』の魅力をお伝えしていこうと思います。

 

 

・最初に
 ココで言う、『戦隊』、『スーパー戦隊シリーズ』とは、『秘密戦隊ゴレンジャー』(1975年)から始まり、現在最新作『宇宙戦隊キュウレンジャー』が放送中の一連のシリーズのことを指します。
 話題の中には『仮面ライダー』や『ウルトラマン』及びその他のヒーローものと被る部分もありますが、そうでないものもあることをご了承ください。

スーパー戦隊は放送期間が長い
 戦隊は、各作品1年間という長いスパンで放送される数少ないテレビドラマの1つです。
 近年放送されている多くのドラマは数ヶ月程で作品が入れ替わり、マメに追っていないとどの時間帯にどの作品がやっているかーーーもっと言えばどの役者さんが出ているかが分からなくなってしまいます。(こうした変化が楽しみという視聴者さんも少なくはないでしょうけれども)
 「CMをやってたあのドラマ良いな、そのうち観ようか」と思っていて、観ないうちに最終回を迎えていたということは、社会人の方だとあるのではないでしょうか。
 その点、戦隊は1年の間、日曜朝7時30分にテレビを付ければほぼ必ず同じ作品、同じメインキャストが迎えてくれます。

スーパー戦隊は役者もパワーアップする
 『戦隊』に出演する役者さんは1年間と言う長い期間、様々なスキルを求められます。
 ドラマパートのお芝居だけでなく、アクションシーンや変身後の声のお芝居、さらに作品によっては歌やダンス等など。
 当然、最初から全てをソツ無くこなす役者さんばかりではありません。
 しかし、彼らは自分たちの演じるヒーローと同じく1年かけて奮闘していきます。
 第1話では素人目にも拙く見えた方が、最終回では見違えるくらい見事なヒーローぶりを演じているということは『スーパー戦隊シリーズ』の伝統と言っても過言ではありません。
 1年かけて特定の役者さんたちが成長していく様を見守ることができる。
 それは、僕の感じる『戦隊』の最大の魅力の一つです。

スーパー戦隊は分かりやすい
 特撮ヒーローと言えば、毎回悪の怪人をヒーローが打ち倒すというのがお定まりのパターン。
 戦隊は他のヒーロー作品以上に毎回の話の流れがキッチリしている印象があります。
 (特に近年の作品では)多くの場合、毎回以下のようなパターンでお話が進みます。
 怪人登場→ヒーロー変身・戦闘→ドラマ→ヒーロー変身・戦闘→巨大ロボット登場・戦闘→勝利
 『水戸黄門』ばりにキッチリと決まりに決まりまくったパターンですが、それだけに安心して観られるとも言えます。
 しかし、毎回登場する怪人の悪事も趣向が凝らされていたり、節目節目にはヒーローの強化回があったり、1年を通した縦軸の物語が展開したりと適度な変化もあり、退屈なマンネリに陥らないようになっています。

 一方で、変身前の衣装もそれぞれのイメージカラーが印象的に配されていることも多く(作品によって例外あり)、誰がどの色のヒーローに変身するのかという点も一見してわかります。
 また、近年は変身前後問わず作中は本名で呼ばれることが多く(例えば『キュウレンジャー』ならシシレッドに変身しても本名のラッキーと呼ばれます)、「レッドは誰が変身してるんだっけ?」と混乱することも少ないです。

スーパー戦隊バラエティ豊か
 日本を代表するスーパーヒーローのうち、初代ウルトラマン仮面ライダー1号2号の姿はパッと頭に思い浮かんでも、『秘密戦隊ゴレンジャー』の姿だけはすぐに思いつかないのではないでしょうか。
 これは、『ゴレンジャー』の影が薄いということではなく(『ゴレンジャー』という名前自体はご存じの方は多いかと)、後続の『戦隊』たちがそれぞれ『ゴレンジャー』とは異なるバラエティに富んだ姿をしているから。
 そう、『スーパー戦隊シリーズ』というという一つのくくりの中にありながら、毎年の『戦隊』には実に多種多様なヒーローチームが登場するのです。
 もちろん、何作も作られているシリーズなので『宇宙の戦隊』、『ニンジャの戦隊』などの”被り”はあります。
 しかし、モチーフ被りがありつつも、作品ごとに異なる個性があります。
 たとえば、同じ『ニンジャの戦隊』でも、『ニンジャ+アメコミ』、『ニンジャ+SF』、『NINJA+お祭』と方向性は大きく異なります。
 『ゴレンジャー』から受け継いだ、スマートなフォルムのヒーロースーツに、多彩なスーパーメカと言った様々なポイントを守りつつも、その上で多種多様なヒーローチームが登場する。
 これが『スーパー戦隊シリーズ』が今日まで続いている秘密なのかもしれません。

スーパー戦隊は息が長い
 1975年に第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』が放送された『スーパー戦隊シリーズ』。
 以降、2作目と3作目の間に1度だけ休止期間があったことを除き、毎年絶え間なく制作されています。
 これは、実に驚異的なことです。
 と言うのも、こんなにも長期間休止期間無く制作されるドラマと言うものは他に少ないからです。
 『ウルトラマン』や『仮面ライダー』、あるいは『ドラえもん』といった子供向け長寿キャラクターシリーズは、テレビ放送に関して何度か休止期間が設けられたことがあります。
 お若い方には信じられないかもしれませんが、「子供の頃、仮面ライダーウルトラマンの新作は放送していなかった」と言う層は少なくありません。
 しかし、雑談の場等で男性の方に「子供の頃何レンジャーやってた?」と聞けば必ず何かしらの返答が返ってくるはずです。
 幅広い層の人々の間で共通言語になる。これは『スーパー戦隊シリーズ』の最もすごい所だと思います。


・【オマケ】”戦隊入門”には劇場版がおすすめ!
 『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年)以降、『戦隊』は毎年映画が制作されています。(ソレ以前にも何作か映画は制作されており『スーパー戦隊 THE MOVIE』シリーズとして発売、レンタルされています)
 『仮面ライダー』との同時上映という都合上30分ほどと短尺ですが、その分キャラクター、アクション、そして1年に渡るストーリーのテーマが凝縮されています。
 「この戦隊面白そうだけど、いきなり50何話とかハードル高いなぁ」という場合には、まずは短い劇場版を観て、その作品の魅力に触れることをお勧めします。

・【オマケ】アニメファンにこそお勧めしたい『戦隊』
 もしかしたら、アニメが好きという方でこのブログにいらした方もいらっしゃるかもしれません。
 そういう方にこそ、『スーパー戦隊シリーズ』はお勧めしたいのです。
 と、言うのも歴代『戦隊』では多くの豪華声優陣が怪人などの着ぐるみキャラクターの声を演じていらっしゃるからです。
 たとえば、『勇者王ガオガイガー』の主演等でおなじみの檜山修之さんは『五星戦隊ダイレンジャー』(1993年)や『動物戦隊ジュウオウジャー』(2017年)等で数多くの個性的な怪人役を担当。
 『魔法少女リリカルなのは』でおなじみの田村ゆかりさんは『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)でマスコットのナビィ役を担当されています。
 また、『戦隊』のお仕事を経て声優のお仕事をされるようになった方もいらっしゃいます。
 『ガンダム 鉄血のオルフェンズ』での共演が記憶に新しい松風雅也さんとM・A・O(市道真央)さんはそれぞれ、『電磁戦隊メガレンジャー』(1997年)と『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年)に俳優として出演されていました。
 他にも、数々の声優さんたちが『スーパー戦隊シリーズ』を彩ってきました。

・最後に
 いかがでしたでしょうか。
 僕の拙い文章を通して『スーパー戦隊シリーズ』の魅力が少しでも伝われば幸いです。
 とはいえ、『戦隊』は映像作品。
 その魅力をビジュアルではなく文章で伝えるにはどうしても限界があります。
 幸い、近年はレンタルビデオショップのみならずオンライン動画配信サービスも充実しており、現代・過去の『戦隊』に触れることは容易になっています。
 もちろん、お子さんと一緒に『キュウレンジャー』を観てキュウレントークを楽しむのもオーケー。
 皆様も是非「とにかくやってみる」の精神で、まずは戦隊の魅力へ直に触れてみてください!