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ムソウノカキオキ

管理人の好きなこと(アニメ、特撮、オモチャetc)についてつらつらと語っていくブログです

『fate/grand order』第1部にわ感想~掛け替えのない『一秒、一瞬』~

 『stay night』の感想でもちょろっと書いていたスマートフォン向けゲーム『fate/grand order』。
 遅ればせながら、その第1部を先日ぐだぐだしながらクリアしました。

 なお、自分TYPE-MOONニュービーなので、先達の皆様から見ると見当違いな事を語っているかもしれません。
 にわかが馬鹿言ってるなぁと笑ってくだされば幸いです。
 では、此処から先なるべくネタバレ少なめで書きなぐります。

 

 第1章のラストまでプレイしてまず思ったのは、色々な意味で”時間”をテーマにしたゲームだったなぁということでした。
 まず第1に、このゲームが時間泥棒であること(笑)
 第2に、ゲームシナリオ自体が時間に関する物語であったこと。
 第3に、ゲームシステム(?)そのものがリアル”タイム”性を重視したものであること。
 以上3点がその理由です。

 第1の点については、やはりサーヴァント(操作可能キャラクター)の育成に時間と手間暇がかかることによりますね。
 ゲームシステム上、サーヴァントの育成には種火(レベルアップアイテム)や素材(その他のパワーアップに使うアイテム)が必要です。
 これを集めるのがまた大変なんだわ、これが(笑)
 その分、育てれば育てただけ活躍してくれるのが嬉しいんですけども。
 そんなわけで、初期から一緒だったサーヴァントは自然と思い入れが湧きます。
 いやー、まさか最初に引いたランク☆4サーヴァントというだけのステンノ様を最終再臨までさせるとは思わなかったですよ(笑)
 最初は「ダンジョンも無いのに、このゲームをRPGと呼んで良いのか?」と(ナマイキにも)思ったのですが、レベルアップの楽しさ(?)や戦闘のギミックはRPGらしいなと思いました。

 第2の点については、このゲームのストーリーはざっくり言って時間旅行モノ。
 ゲームを進める中でメインヒロインのマシュも、彼女自身の時間について問題を抱えていることが明らかになって……と。
 最終的に、今という時間をどう生きるかという普遍的なテーマに収斂していった(と思います)
 このテーマは、サーヴァント、というか英霊達にもリンクしているようにも感じます。彼らは生前、自分の人生を全力で駆け抜けた人々。そして、サーヴァントとして召喚されたなお、現界している時間を懸命に生きぬきます。
 そうしたこともあり、終局特異点(第1部ラスト)での展開はゲームにかけた時間の分だけ感慨深かったです。
 ああ、コイツらとこの2016年を共に駆け抜けたのだなぁと。
 あの感慨は、自らの手でプレイするゲームというジャンルだからこその物語体験でした。
 いや、参加していないイベントクエストのキャラクターとは冒険していないですけどね!リアルでは2017年に入っちゃいましたけどね!

 第3の点については、シナリオの配信について。
 ゲーム内で積極的に展開しているイベントクエスト。参加していないイベントのストーリーは、期間終了後に読むことが難しいことも特徴的。
 いくつかのイベントクエストを読む手段はあるんですけど、その手段が難しいんですよね。復刻版を待つか、レアプリズムというレアアイテムを使うか……。
 よそにはもっと簡単に過去のイベントストーリーを見られるゲームもあるんですけどねー。
 この点についてもリアルタイム性を重視していると言えます。
 また、『本作の大きなウリはシナリオなんで、そうそう安売りしませんよ』という制作サイドの決意表明にも感じられます。
 そして、メインシナリオが2016年を舞台としていて、現実時間の2016年をかけて配信されていったこと。
 シナリオ内で明確に2016年って書いてあるんですよね。現実時間の2017年にプレイしようが2018年にプレイしようが物語の中では2016年。
 リアルタイムで終局特異点までクリアした人の没入感は凄まじかっただろうと思うと同時に、後発のプレイヤー(俺とか)の存在を考えると尖った作りになっていると感じます。
 ”今年”とか”今”とかボカした表現をしていれば、今からプレイし始めるプレイヤーに対しても無難だったでしょうから。
 これは、1つの物語をまとめて発売するゲームソフトと違い、リアルタイムで配信するスマートフォン向けゲームと言うシステムを活かしたい!という制作サイドの強い意志があったんじゃないかと思います。
 だって、無難にお客さんを増やせるならそっちのほうが得ですから、普通!
 僕もそこまで多くのスマートフォン向けゲームを嗜んだ訳では無いのですが、ここまで今という”時間”を重視した制作スタイルを取っているゲームはなかなか無いんじゃないでしょうか。

 スマートフォン向けゲームという特徴を考えた上で、シナリオ・ゲーム共に”今”という時間を意識した『fate/grand order』。
 後発プレイヤーにとっては決して優しいつくりではありませんが(実際大変でした)、ここまで来たからには独自の道を最後まで突っ走って欲しいゲームです。
 願わくば、これからも『一秒一瞬が愛おしい』ゲーム体験を!

 

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