スーパーロボット好きの皆様お待たせしました。
今回ご紹介するのは、『トランスフォーマーレジェンズ』より『LG42 ゴッドボンバー』、そしてスーパージンライと合体した『ゴッドジンライ』形態です。
・キャラクターとオモチャについて
スーパージンライを強化すべく地球で開発されたトランスフォーマー。
「超神合体」の掛け声でゴッドジンライのアーマーになるほか、ビークル、ロボット形態に変形することも可能。
言葉を話すことはできないものの意志を持ちます。
『レジェンズ』のゴッドボンバーはこれをリメイク、完全新規造形で立体化したもの。
ジンライ同様ヘッドマスターとなっている他、基地モードへの変形なども追加されています。
もちろん、『LG-35 スーパージンライ』との超神合体も可能となっております!
・ビークルモード
ビークルは大型装甲車。
ジンライ用のコンテナも兼ねています。
むしろ、運転席の付いたコンテナに見えるかも?
各部の車輪はコロガシ走行可能です。
ジョイントを展開すれば、設定通りコンテナとして接続が可能です。
・基地モード
やっぱりある、謎な基地モード(オイ)
運転席の横にミサイルポッドがあるので、無駄に攻撃力がありそうです。
ジンライ同様、ヘッドマスターたちをわちゃわちゃさせるためのモードですね。(ゴッドボンバー以外のヘッドマスターは別売りです。)
とはいえ、この実用的なんだかそうでないんだか分からない感じが昔のおもちゃっぽくて好きです。
・ロボットモード
80年代~90年代のロボットものが好きな方なら刺さるであろう、まさしく”箱ロボ”な姿。
大きめの頭部に広い胸板、そしてギリギリのラインでバランスの取れた手足。
当時の2号ロボのおもちゃは必ずしも単品で格好良いとは限らなかったものの、今回の『レジェンズ』ではノスタルジックな2号ロボらしさと今風の格好良さが良い感じに同居したデザインになっていると思います。
また、変形は肩のゴッドキャノンと頭部(ヘッドマスター+ヘルメット)以外は差し替え無しで変形可能。
かつては、二号ロボと言えば分離変形が常だったものですが、技術の進歩を感じます。
可動範囲は脚部を開くのが少々苦手なことと、腰可動が無いこと以外は良好……なんですが腕周りが少々扱いづらい感じに。
と、言うのも肩はウイング部と連動して動いてしまいがち。
また、腕部『ゴッドパンチ』は上下2点のジョイントのみで接続、またジンライとの合体のために腕アーマーはフレキシブルに稼働してしまうので、無造作にいじっていると少々取れてしまいそうになります。ジョイントの保持力そのものはそこまで低く無いのですが、肝心のジョイント基部が動いてしまうんですよね。
(人間の文化を学ぶゴッドボンバー(ウソ))
とはいえ、アクション性が高いことは確かで、図のように見事な正座をすることも可能。
また、膝の付け根は以前展開していた『トランスフォーマー/ユナイト ウォリアーズ』と同じ。そして各部には変形とは直接関係のないジョイントも空いているので、別売り商品と組み合わせるとこんなことも。
・合体
ゴッドボンバーの目玉は何と言ってもスーパージンライとの合体。
と言うわけで、
「今だ!超人合体だ!」……ではなく
「トランスフォーム!超神合体!」
ギゴガゴ
ギゴガゴ
ギゴガゴ
ギゴガゴ
ギゴガゴ
「超神合体 ゴッドジンライ!」
力強い胸部&腕部アーマーにヒーローを大きく見せる下駄パーツとスーパー合体の原点とも言うべきパワーアップぶり。
個人的にはヘルメットにも変化があるとカンペキだったのですが、そうした変化は勇者シリーズまで待つところでしょうな。
各パーツの変形シークエンスは、バンダイ製の合体ロボットをいじっていると正直「もっとシンプルにできたじゃろ」と思わなくも無いです。
ただ、『LG35 スーパージンライ』発売・開発時点ではこのゴッドボンバーの設計がどの程度できていたかは分からないんですよね。
その上、スーパージンライのベースは合体なんて考えてもいないウルトラマグナスさんなわけで。
こうした特殊な条件を考えると「よく合体させてくれた!」という気持ちの方が上回ります。
専用武器の剣は、ゴッドキャノンに収納している都合上、少々小ぶりなのがご愛嬌。
腕部はスーパージンライと共通のため、背面にセットしたライフルを持たせて遊ぶのも可。
各部の可動はほぼほぼスーパージンライを引き継いだ形。
ですが、ゴッドボンバーを追加した分重くなっているので、その点は注意が必要。
タダでさえキツかった片足立ちで飾るとかまず無理っぽいです。
あと、重さの分スーパージンライの足首がヘタらないか心配。
「力を合わせろ、超神マスターフォース!」
ジンライの手は握り拳、ボンバーは平手ということで握手している風に。
個人的にスーパーロボットと言えば握手というイメージがあったり。
あと、”ゴッド”の名を継いだ後年の合体トランスフォーマー『ゴッドファイヤーコンボイ』(『トランスフォーマー カーロボット』)の変形開始が2大ロボの握手なんですよね(思い出話)。
・さいごに
兎にも角にも、80年代の王道スーパー合体ロボットが現代の技術で(しかもベラボーに高いわけではない?お値段で)手に入ったというのが感動。
どの形態でも、なんだかんだ言ってどの形態でもよく動くし格好良いですし。
興味を持たれた方は是非お手にとってください。ザ・スーパーロボットが待っています。