ムソウノカキオキ

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TAMASHII Lab ドラゴンシンフォニー 獣奏剣

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 随分と久々の更新となってしまい申し訳ありません。

 今回語り倒したいのは、バンダイのおもちゃ『TAMASHII Lab ドラゴンシンフォニー 獣奏剣』です。

 

・はじめに
 『買わずに後悔するより買って後悔しろ』とはジャンルを問わず趣味人の間ではよく言われる言葉ですが、この『獣奏剣』を予約した時正直少し後悔しました。
 なにしろ、送料抜きでも13500円という高額商品。その上、光らない、回らない(当然)、音声のバリエーションは7種類……と単純に”おもちゃ”として見たらお値段の割に食い足りない感は否めなかったからです。
 ソレをなんで予約したかというと、単純に獣奏剣の出て来る『恐竜戦隊ジュウレンジャー』が好きだったからなワケですが。
 しかし、実際手にとって見ると、「買って良かった」と思えるものでした。

 

・おもちゃと作品中の活躍について
 獣奏剣は、1992年に放送された特撮ヒーロー番組『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した短剣型の武器です。
 スーパー戦隊シリーズでは、ゲストキャラクターなどを除けば初となる6人目の新ヒーロー、ドラゴンレンジャーの専用武器です。
 ドラゴンレンジャーの人気もさることながら、放送当時発売された獣奏剣のおもちゃも、番組中と同じ音楽の鳴るおもちゃとして高い人気を誇ります。
 番組と同じ音が出るということは、現代でこそ当たり前となっているものの、当時は「ピロピロ……」という電子音が主流であったことを考えると革新的なおもちゃでした。
 今回の『TAMASHII Lab ドラゴンシンフォニー 獣奏剣』はソレを現代の技術で大人向けにリメイクしたものとなります。
 厳密には、海外版の『パワーレンジャー』記念アイテムとして発売されたものに一部仕様変更と台座の追加を行ったものです。
 2016年12月より、バンダイ公式通販サイト『プレミアムバンダイ』にて予約され、現在は生産終了されています。

 

・獣奏剣本体について
 ジュウレンジャーの大人向けなりきりおもちゃとしては、変身アイテムであるダイノバックラーに続く第2段としての登場となる獣奏剣。
 共通武器や、他の5人の専用武器を差し置いての登場というイカれた……もとい異例の事態からも、ドラゴンレンジャーと獣奏剣の人気が伺えます。
 短剣型ながら、45cm以上のボリュームのあるサイズで商品化。ドラゴンレンジャーとその巨大メカ(?)である守護獣ドラゴンシーザーのイメージカラーである緑と金が印象的に配されています。
 特に金メッキの部分はとても豪奢で、番組に出てきた獣奏剣よりも派手になっているくらいです。

 全体的にネジ穴やスピーカー穴が目立たない作りになっており、メインスイッチも装飾の一部になっています。その分、『ON OFF』の文字がちょっと目立ちますが、気になるのはそれくらい。
 また、音量は爆音とまではいかないもののなかなかに迫力があります。
 さて、説明書ではディスプレイモデルとされる本商品ですが、海外版では大人向けなりきりおもちゃとして発売されたため、当然手に持って遊ぶことができます。
 持った印象は、まず「重い!」
 全体に金属パーツがたっぷり使われているんです。
 体重計で測ったところ、少なくとも600グラムはあるみたいです。
 足に落としたらかなり痛そうなので、とてもお子さんには渡せません。
 刀身の黒い部分にまで金属が使われているので、重いという印象がより強くなります。
 まるで、ホンモノの剣を持っているかのような錯覚に襲われます。
 あと、この重さがあるだけに分かったのですが、獣奏剣は案外握りづらい武器なんですよね。
 グリップにバルブ(スイッチ)が出っ張っているため、普通の剣のようにグッと握ることができないんです。
 重さはさておき、こんなユニークなカタチをした武器で激しいアクションを演じた演者さんたちの苦労が偲ばれます。

 

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・音声について
 グリップにあるバルブを押すと、3種類の剣戟音が鳴ります。
 それぞれ異なっているのは嬉しいのですが、番組のものそのままと言うのとは、いずれも少し違うように聞こえました。
 せっかくサウンドに力を入れている商品なのですから、ココは少しこだわって欲しかった気もしますね。
 そして、マウスピースのメロディスイッチを押しながらバルブを押すと、番組中の音楽が流れます。
 本商品最大の目玉ですね。
 一番左(マウスピース側)のバルブで、ドラゴンレンジャーのアーマーを強化する『合体せよ守護獣』 
 真ん中のバルブで守護獣を鎮める『眠れ守護獣』
 そして、一番右のスイッチで守護獣ドラゴンシーザーを操る、個人的には獣奏剣の最も象徴的な音楽『目覚めよ守護獣』
 そして、全てのバルブを押しながらでは、42話で奏でた『ブライのテーマ』が流れます。
 個人的に嬉しかったのは、途中で音楽を止めるときははバルブではなくマウスピースを使うこと。
 なので、バルブを押して、音楽を奏でるドラゴンレンジャーのなりきり遊びができるんですよね。
 当たり前といえば当たり前なんですが、こういう所が少し嬉しい。

・台座について
 番組中にはろくすっぽ登場しなかった台座。
 正直、最初は『コレをつけるなら安くして欲しいかな」と思いましたが、実際使って見ると印象は変わりました。
 先述の通り、この獣奏剣は遊ぶには少し重いおもちゃです。
 かと言って、単独で飾るのは少しむずかしい形をしています。(ライダーベルトだと、置くだけで結構見栄えがするんですけどね)
 しかし、台座に乗せることでキチンと飾ることができ、説明書通りディスプレイモデルとしての獣奏剣を楽しむ(眺める)ことができます。
 豪華な獣奏剣がディスプレイモデルとしても格好良いことがよく分かるんですよね。
 台座がないと、ぶっちゃけそこらに転がしとくしか無いワケで(笑)
 デザインも獣奏剣にマッチしているのも好ポイント。
 また、台座中央のドラゴンレンジャーのマークは分割されているので、ソコだけはずして番組に登場したドラゴンレンジャーのメダルのイメージで持ってみるのも良いかもしれません。

 

・最後に
 最初に述べたように、一瞬後悔したこともあった『ドラゴンシンフォニー 獣奏剣』
 ですが、手に取った感想は、お値段に見合う素晴らしいものだ!というものでした。
 豪奢な外観、圧倒的なボリューム感、そしてそれを活かすディスプレイ台座。
 遊べるディスプレイモデルとも言うべき素晴らしいものでした。
 もちろん、欠点は無いでは無いですし、『ジュウレンジャー』に特別な思い入れのない方にはそこまでの満足感は得られないと思います。
 ですが、幼い頃ドラゴンレンジャーの活躍に胸を震わせた身にとっては、思う存分思い出に浸れる逸品です。

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