ムソウノカキオキ

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仮面ライダーエグゼイドのおもちゃについてあれやこれや

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テレビシリーズの最終回直前ということで、これまで追いかけてきたおもちゃを、『DXライダーガシャットシリーズ』を中心に色々語っていきたいと思います。
なんでコレが中心なのかというと、さすがに全部のおもちゃは持っていないからです。いやぁ、バグルドライバーなんて手には入んないですよね。

・歴代ライダーベルトの要素の詰まった『エグゼイド』シリーズ
『エグゼイド』のメイン商品『変身ベルトDXゲーマドライバー』は別売りのライダーガシャットと組み合わせることで様々な姿を見せますが、これらは『仮面ライダーW』(2009年)以降の歴代ライダーベルトのエッセンスを多分に受け継いでいるように感じました。
もちろん、開発サイドが狙ってやったと言うよりは、結果としてそうなったと言った方が正確でしょう。
まず、2つのアイテムを組み合わせることで多彩な姿に変身する機能は、言うまでもなく『W』。『W』のベルトが基本的に2本のアイテムを使うことを前提にしているのに対し、ゲーマドライバーは1本のアイテムだけでも成立。これは『鎧武』(2013年)も同様でしたが、そこからさらに”レベル1”への変身遊びも可能と言う発展を見せています。
変身時に歌うベルトと言うのは『オーズ』(2010年)から何作に渡って受け継がれてきた要素ですね。『オーズ』や『ウィザード』(2012年)のベルトと言ったICチップを使うタイプのベルトは、さすがにゲーマドライバーとは勝手が違うので、あまり面影が見られない所ですが。
変身後、ベルトにライダーの姿が表示されるビジュアルは『フォーゼ』(2011年)のベルトにも似ていますが、これは偶然だと思います。むしろ、『少し昔のテレビゲーム』と言うモチーフを突き詰めた結果でしょう。一方で『フォーゼ』のベルトはちょっぴりレトロフューチャーな宇宙船のモニターをイメージしたもの。いずれも別方向で”機械っぽさ”を追求した結果、似た部分が出たことは不思議なものです。
ゲーマドライバーはパワーアップ(ガシャットの交換)によって中央に表示される模様がガラリと変わりますが、これは歴代ライダーベルトでは意外と見られなかったもの。発光色の変化などはありましたけれど。これは強いて言えば『ドライブ』(2014年)が一番近いように感じます。ただ、『ドライブ』のベルトが赤外線通信やバーサライタ等と言ったハイテクを駆使して多種多様な模様をベルトに表示させていたのに対し、ゲーマドライバーは表示パターン=ガシャットを物理的に入れ替えたり組み合わせたりするという実にアナログな方法で模様の変化を実現しているのは対照的です。
単独商品ゲーマドライバーの操作は非常にシンプルであることは大きな特徴でしょう。前年『ゴースト』(2015年)のベルトも操作のしやすさを大いに突き詰めたモノでしたが、ゲーマドライバーそれ以上でした。何しろ、アイテムをセットするだけで仮面ライダー(レベル1)への変身遊びができる(終わる)のですから。これは『W』以降のベルトではほとんど見られなかったパターンでした。『ディケイド』(2009年)以前、『カブト』(2006年)などのベルトではアイテムをセットするのみと言うこともありましたが、それらと違ってゲーマドライバーは電源スイッチの操作すら不要なので、よりシンプルさを極めた形になると言えます。
 
・ライダーガシャットについてあれこれ
シリーズ当初は『DXシャカリキスポーツガシャット』を皮切りに様々な1本刺し用ガシャット(ゲーマドライバー等のスロットを一本分のみ使用するガシャットをここでは仮にこう呼びます)が登場。新しいライダー、新しいパワーアップと言うかたちで賑わせてくれました。
それぞれに多様な変身音と発光を備えたガシャット達は見た目にも華やかで、ゲーマドライバーと組み合わせることで多種多様な遊び方が出来ました。
その多彩な組み合わせの中にはテレビシリーズには登場しなかったものも少なくありませんが(エグゼイド+ドレミファビートなど)、一方で使用パターンを絞ったことで各キャラクターの個性が際立ったと言う面もあるので一概に悪いとはいえません。
アクション系のパワーアップをする仮面ライダーエグゼイド、格好良い騎士ライダーかと思ったら音楽ゲームなどユニークなモチーフを取り入れられた仮面ライダーブレイブ、それと対照的にモチーフが全て陸、空、海の軍事ゲームで纏められた仮面ライダースナイプ、などなど。
そんな中、1本刺しタイプのガシャットは、『DXドラゴナイトハンターZガシャット』で進化の頂点に到達したと言えるでしょう。
1本で4人のライダーのパワーアップに対応した音声パターン、多色発光、独自の形状、と贅沢な仕様になっていました。
次いで登場したのが2本差しタイプ(ドライバーのスロットを2本分使うもの)である『DXマイティブラザーズXX』ガシャット。
お値段的にもガシャットシリーズと言うより、なりきりおもちゃ1つ分くらいになっているのはまぁさておき。
2種類の表示パターンと変身音声と言う2本分のスロットを使うだけのことはある”進化”を見せてくれました。
ガシャット内部にミラーが仕込まれていて、それを利用して表示パターンを変えるという他のガシャットには無い独特の仕様になっています。ガシャットと言うよりも、同じくミラーを使っているゲーマドライバーの延長線上にあるおもちゃと言えるかもしれません。
表示パターンをカラフルなLEDではなく、ライトで照らし出すというある種シンプルな仕様も特徴。
いてLEDを使わない2本刺し用のガシャットとして登場したのが『DX変身ゲーム ガシャットギアデュアル』。ガシャット単独での変身遊びが可能と言う特殊性の強いアイテムになりました。
表示パターンもアイコンめいた単色のライダーの姿ではなく、ライダー自体のイラストを照らし出す形に。
この辺りのラインは、カラフルなLEDをメインとしていた1本刺し用ガシャットとは趣が異なるように感じられます。もちろん、この間にも1本刺し用ガシャットは色々と出ていたのでバランスは取れていたのですが。1本刺しガシャット専用など色んな意味で汎用性を捨てた(いい意味で)DXバグルドライバーも登場しましたし。
そんな中現れた新たな2本刺し用ガシャット『マキシマムマイティXガシャット』。これは多色発光LEDを使用した、『DXドラゴナイトハンターZ』や1本刺し用ガシャットに近い部分を備えていました。
そして、この『マキシマムマイティXガシャット』と『ガシャットギア』(同『β』)には『マイティブラザーズ』には無かった、ガシャットそれ自体の手遊びギミックがあることも特徴的です。『ガシャットギア』ならダイヤル操作、『マキシマム』なら上部スイッチ操作です。触って楽しい部分があるというのは、対象年齢3歳以上のおもちゃとしては大きなポイントだと思います。
はてさて2本刺しガシャットにはこのように単独で様々なギミックが備えられたわけですが、ゲーマドライバー以外のアイテム=ガシャットとの組み合わせが出来ないことも事実。
2本刺しガシャットでは他のアイテムとの組み合わせは不可能なのか?そんな疑問へのアンサーとばかりに登場したのは『DXハイパームテキガシャット』。『マキシマム』に備えられたジョイントと組み合わせる遊びが大きなポイントとなっています。この組み合わせの際に2つのガシャットの発光が綺麗にリンクしており、前年『ゴースト』の最終アイテム『DXムゲンゴーストアイコン』の技術を引き継ぎつつ(更に歴代パワーアップアイテムのエッセンスを取り入れつつ)進化していることを感じられました。
また、『ムテキ』は『マキシマム』以外のガシャットとの組み合わせや単独でのゲーマドライバーとの連動も備えていました。多色発光LEDが使用されていることもあり、『ドラゴナイト』の系譜を受け継ぎつつも『DXライダーガシャット』シリーズの最終進化版、『ハイパームテキ』と言う名に相応しいアイテムとして仕上がっていました。

・その他のガシャットについてあれこれ
『ガシャット』シリーズは『仮面ライダーエグゼイド』を代表するガシャットということで、番組のストーリーが盛り上がるに従って段々と人気が出始めたと言う印象があります。(いや、実際の売上高などは存じ上げませんが)
その人気に後押しされる形なのか、かなりの数のガシャットが発売されたことは驚きに値します。元々は映画『超スーパーヒーロー大戦』用のアイテムだった『DXタドルレガシーガシャット』がテレビシリーズ終盤で別の役割を与えられて商品として発売されたり、映画『トゥルーエンディング』にあたってはガシャットが2アイテムも発売されたり、と言った精力的な商品展開は人気あってこそと言えましょう。
こうしたガシャットを番組のシナリオにも意欲的に取り入れられており、『仮面ライダーエグゼイド』と言う作品は番組とおもちゃの両方の盛り上がりが見事にリンクしたコンテンツになったといえるでしょう。

・最後に
仮面ライダーエグゼイド』の玩具群は結果として歴代ライダー玩具のエッセンスを全て出しつくし、さらなる進化を見せた形になりました。
ここまでやると、次は玩具的にも番組的にも『エグゼイド』に似たものを出せば売れる的な、保守的な考えになりそうな気さえしますが、どうもそうでは無いようです。
『エグゼイド』の後を受け継ぐ『仮面ライダービルド』。
レバー操作と言う『回数を重ねる』アクションだったゲーマドライバーと裏腹に、ビルドドライバーは『回す』と言う回数にとらわれなさそうなアクション。
番組的にも、当初からサスペンスフルな展開を感じさせる予告編。
仮面ライダーの進化の系譜は、まだまだ予想もつかない展開を見せてくれそうです。

 

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