ムソウノカキオキ

管理人の好きなこと(アニメ、特撮、オモチャetc)についてつらつらと語っていくブログです。色々遅いですが、よろしければコメントなどもお気軽にどうぞ

fate/EXTRA Last Encore にわ感想メモ

 現在放送中の

 先日は最新4話が放送されましたね!

 そんなわけで、1~4話の感想をメモ形式で書き出していこうかと思います。

 いつもみたいにいかないのかって?

 言葉をまとめるにはまだ情報が少なすぎるんですよねぇ。

 

 

・第1話

 アバン。のっけから漫画『デビルマン』のラストのような光景が。セイバーと対峙するのは、原作ゲームのラスボス(裏ボス?)のサーヴァントだとか。なんともストレートに仏様なサーヴァント。

 ハクノに出会う前日譚と捉えるのが自然か。

 この敗北が、その後の狂った聖杯戦争のきっかけとなったのか。

 岸波ハクノ。学園最後の一日、つまりこの時点からしか記憶を持たない少年。「怒りと憎しみ、それが俺の本性だ」と自称する一方、いかにもな”怒っている人”的に声を荒げたり、表情を歪めたりするする場面はあまりない。むしろ、クール・無表情という印象が強い。個人的な憎悪よりも、殺戮された学園の人々(マスター候補、AI)の無念を背負っているという印象。このあたり、自らを復讐の概念の化身のように規定しているアヴェンジャー、エドモン・ダンテスを連想。ネットをみていると、先輩fateファンの中には元祖アヴェンジャーのあり方を連想した方も。

 聖杯戦争の犠牲者代表、という意味では前シーズンとも言うべき『fate/apocrypha』の主人公、ジークに重なる部分もある。元々伽藍堂だった心に「生きたい」と言う欲求が生まれたのがジーク、「憎い」と言うナニカを放り込まれて動き出したのがハクノとも言えるか。

 尼里ミサオ。一話限りで終わるとは思えないキャラクター。個人的にはそこはかとなく漂う小悪魔感がB.B.ちゃんめいていて好印象。今のところ学園生としての登場のみなので、謎が多い。レオの配下と言う可能性も?「お前までアイツに”様”なんてつけるなよ」

 レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ。チェス部の部長を倒し、予選を勝ち上がったマスターの1人。予選の勝利条件は誰かと勝負して勝つこと?そして敗者は死亡する?

 間桐桜。医務室と言う名の死体置き場の管理人。ラストの大虐殺でどうなってしまったのだろうか。公式サイトには紹介ページが残っているけれど……。

 遠坂凛。「肉体のデータに大した意味はない」的な事を言う、思った以上にサバサバとした少女。2話以降に登場する彼女は、ハクノに対して初対面であるかのように振る舞う。今回登場した凛とは別人なのだろうか?彼女にせよシンジにせよ、電脳世界と言う設定上、同じ姿をした別人を登場させることは難しくないように見える。

 間桐シンジ。『stay night』版に比べると、前開きシャツなど大人びたルックスに感じる。クズだなんだと言われてはいるが、極限状況下に追い詰められた人間の姿を端的に表していると思う。とても人間らしい人間。

 顔のないアーチャー。無銘と言うか無貌。『FGO』で言う、シャドウサーヴァントめいた存在なのだろうか?3話のバーサーカー状態サーヴァントと合わせて、『FGO』をやってるとすんなり受け入れやすい描写も見られる。

 

・第2話

 テーマソング。『Bright burning shout』。どちらかと言えば”アツい”曲が多い印象の西川貴教さんの起用は少し意外(いや、しっとりとした曲もありますが)。『fate/』シリーズの曲は壮麗さを重視したものが多かった印象があったので。エンディングのさユりさんも合わせて、今までの『fate/』シリーズのイメージを残しつつも少し違ったタイプのアーティストさんを起用しようという新しい試みを感じる。オープニング映像では、普段コロコロと変わる表情が魅力的なセイバーが、無表情、あるいは悲しげに戦うという”ひっかかり”の強いもの。願わくば、最後には彼女が笑っていられますよう。

 アバン。のっけからお風呂シーン。いかにもシャフトと言うか、アニメ『化物語』を連想したオタクは自分だけでいい。アバンに限らず会話劇の多い回。早いうちにそういう話なのだと印象づけられることで、3話のシンジのような長台詞が”クサく”感じなくなる効果があると思う。

 新設海洋都市ケープ。町には人っ子一人おらず、喧騒はモニターの中だけ。いかにもシャフト、と言うよりは意図的な演出と見るべきか。この町に、現状を本心から喜び祝う気持ちを持つ者は誰一人いない。

 シンジ市長。都市一つを構築し治める(公式サイトによると彼を補佐するマスターがいたらしい)、魔術でセイバーを騙し切る、次話では狂化サーヴァント3騎を操るなど、極めて優秀な魔術師と言う印象が強い。

 今更聖杯戦争なんて~と言う発言は、穿った&意地悪な見方をすれば、『fate/stay night』=10年以上前のアイディアを使って未だに話を作っている制作サイドの自虐ネタとも捉えられる。現実でも、50年後まで『fate/』シリーズが続いちゃってたりするんだろうか。そしてそれが良いことなのだろうか?

 

・第3話

 死相。ハクノに何があったのか、そしてどの程度の戦闘能力を発揮したのかは不明。イヤなフラグで無ければ良いのだが。

 凛登場。先述の通りまるで初対面。長い年月の中で学園の記憶を忘れ去ってしまったのか、あるいは……。それにしても、事前準備があったとは言えサーヴァント3騎をどうにかしたり、濁流からあっさり生還したり、電脳世界とは言え超人すぎやしないだろーか。

 「シンジは殺す」機械的とも言える復讐宣言。殺されたから殺すのがルールだと言わんばかり。

 一瞬、シンジにハクノが何度となく殺害された場面が出てくるが……。そう言えば、シンジ自身の回想も、第1話とは異なるもののように見える。

 「挑戦者は拒まないよな。シンジ、お前ゲームチャンプなんだろう?」ハクノの言葉に、それまでアンニュイだったシンジの様子が変わる。今まで「アンタ」呼びだったのが「お前」に戻っているのもポイント。ハクノの言葉を聞いた瞬間、忘れかけていた過去を鮮明に思い出したということか。雰囲気も若々しい熱を帯びたものに。

 青空のもとで行われる戦い。映像作品では、ダークファンタジーらしく、暗がりでの戦いが印象的な『fate/』シリーズで、電脳世界とは言えここまで清々しく晴れた空の元で戦うことはあまりなかったのでは?

 勝敗を決したのはドレイクの弾切れ?弾詰まり?魔力で作られた銃にもそういうことがあるのだろうか。”古びた”銃に魔力が上手く流れず、結果的にジャムったような現象が起こったといったところか?

 死に際、たとえ停滞だったとしても人類を残そうとした真意を切々と語るシンジ。次話で明かされる情報を踏まえると重さが増す言葉。

 「お前の言い分は認めない。けれど、多分もうこれ以上憎まない」一見復讐マシーンなハクノの、言葉の奥に仄かな温かさを感じさせる言葉。

 「友達じゃないよ、あいつは」視聴者視点でみるとより切ない台詞。シンジの知るハクノは学園最後の日以前を含めてのハクノ。しかし、”この”ハクノにあるのは学園最後の日以降の記憶。確かに”友達じゃない”

 「待って、待って~」エレベーターもといラダーが上がりかけているところで追いかける(追いついた)凛さん。「上層に上がるにはラダーに乗る以外に無い」的な話だったのに、ギャグチックにどうにかなって良いんだろうか(笑)

 

・第4話

 ダン・ブラックモアラニ・Ⅷと事前告知がほとんど無かったキャラクターの登場回。特に、ラニは原作ゲームのヒロインの1人なので、ヤキモキしていた視聴者も多かったのでは?

 ブラックモア卿、原作ゲームでは正々堂々とした戦いを好む紳士だったらしいですが、今回はかなり趣が異なるご様子。と言うか目がイっちゃってる。 「素晴らしい勝利を収める。そのために私は生きている」と語るが、壊れかけのSE.RA.PHの中で、先の見えない戦いをしているこの状況を生きていると呼んで良いのだろうか?

 ラニからしてみれば、何人ものマスターを殺したヤバい奴ではあるものの、何度勝利しても何の進展もないと言うブラックモア卿の状況には同情の余地は確かにある。

 ロビン・フッド、原作ゲームとは違う状況ということで、その実力を遺憾なく発揮。透明化、毒、精神攻撃、さらに祈りの弓という切り札を隠している訳で。『FGO』では頼れるロビンを敵に回したらどれだけ恐ろしいか、と言うお話。お陰でセイバーが動く動く。

 ラニ登場。セイバーが指摘するように、不自然なまでに凛と酷似する点が多い。ともあれ、キャラクターとしては無機質な話し方なのに確かな情が感じられると言う不思議な女の子。ある意味、ハクノとは対照的。彼女から明かされる現在の地球の状況。想像以上の未来であり、人類史の行き止まりのように見える状況だった。他のキャラクターたちは何人がこのことを知っているのだろうか?

 眼鏡の男。原作ゲームでは第1話アバンに出てきたサーヴァントのマスターらしい。ハクノの夢の中に現れた彼の信念は、ラニとは対照的とも言える。聖杯の持ち主が、彼と言う一個人の『正しさ』によって選ばれるシステムは、果たして公平であると言えるのか……。

 いずれにせよ、特異なパーソナリティを持たされた主人公、岸波ハクノが聖杯に何を願うのかが物語の焦点になりそうだ。

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