今日は現在絶賛発売中の『装動 仮面ライダージオウ』について軽くお話をば。
『装動(SO-DO)』シリーズはお菓子売り場で購入できる仮面ライダーの可動人形。
2つの商品を組み合わせることで完成する……逆に言えば1つでは中途半端な形になる、お子さん泣かせな商品でもあります(オイ)*1
その分、よく動く・格好いい・壊れにくい、の3点を実現しており、所謂『大きなお友達』の間では好評を得ています。
そんなわけで2作前『装動 仮面ライダーエグゼイド』シリーズから累計第3弾として『装動 仮面ライダージオウ』のシリーズが始まったわけです。
そんな『装動 ジオウ』から主役の仮面ライダージオウを摘まんでみましたー。
今回の『ジオウ』シリーズは前作『仮面ライダービルド』から少々値上がりして1つ400円。その分どのような進化を果たしたのか見ていきましょう。
まずは仮面ライダージオウ アクションボディセット。
圧倒的な……黒さ!
シールを張る前はより黒さが際立ち、ジオウというライダーは『黒いライダー』であるということを改めて思い知らされました。
主役ライダーとは思えない、のっと・カラフルな理由としては、設定上ここからさらに歴代ライダーのアーマーをまとい強化変身する”素体”の状態であるからということも考えられます。*2
さらに言えば、ジオウが「サイテーサイアクの魔王」になる未来を秘めた”ダークな”ライダーだからということも理由の一つかもしれません。
それはともかくこのアクションボディ、今までのシリーズから進化したポイントとしては手首が分割・交換用の手首が付属しています。”セット”の所以ですね!
交換用手首は別売りの仮面ライダーゲイツと共有したい都合か、シンプルに手を開いた状態のもの。
番組中のアクションシーンでも、動いている中でこうして手が開くことも多いので、汎用性の高いモノに。遊びがより格好よくなるわけですね。
ライダー気を付け!もとい腰のベルトの色もシールで再現。
これまでの(通常の)ラインナップでは無かったことなので嬉しい限り。
シールをペタペタ張る形とはいえ、より”ホンモノ”っぽくなります。
続いて、仮面ライダージオウ クロスアーマーセット。
初見では信じがたいかもしれませんが、これ+背中用アーマーだけで1パッケージです。
これだけだと遊びようがないのがなんとも……
アクションボディはともかく、コレだけ買ってもらったお子さんがいないことを祈りたいものです。
あと、今回は全てのパーツをひとまとめに出来ないのが辛いところ。
特に、年間通して付属するであろう交換用手首は無くしてしまいそうで怖いですね。
あと、写真にはない背面アーマーもそこらに転がしておくしか無いっぽいです(苦笑)。
とはいえ、アクションボディにアーマーを装着すれば一気に格好よくなります。
キミの掌に仮面ライダージオウが登場!
先述の通り、ライダーアーマーの”素体”という設定のためか、例年以上に素のプロポーションの良さが際立っているように見えます。
クロスアーマーセットにはジオウの武器、ジカンギレード・ケンモードが付属。
剣のアクションができるようになり、遊びの幅が一気にアップします。
アーマーをホールドしている黒い部品は、ライダーを格好よく飾るためのスタンド。底部に足裏のジョイントでセットしたり、支柱を腰のジョイントにセットしたりして様々なポージングが可能。
こちらが使用例。
ライダーキックが決まるのが嬉しいですね。
……しかし脚キレイだなぁ、ジオウ。
スタンド等を色々と活かせば上空に向かって切りかかるポーズもイイ感じに決まります。(自分の写真だとアレですが……)
決めろ必殺、ギリギリスラッシュ!
前シリーズから仮面ライダービルドを引っ張り出して、ダブルライダーそろい踏み!
『仮面ライダージオウ』という番組は歴代ライダーが登場するので、こうした遊びも捗ります。
『SO-DO 仮面ライダービルド』シリーズの生産は終了しましたが、店舗によっては(仮面ライダービルドの基本形態は無いとしても)まだいくつか残っているかもしれません。
全体としては、多少不満は無いではないですが、お手頃サイズで格好いい仮面ライダージオウが手に入るのはやはりうれしい。
使い勝手の良い手首パーツやベルトのシールはグレードアップした感も感じられます。
これまでのシリーズを揃えているとより楽しめるのも個人的にはポイントが高かったです。
お菓子売り場のオモチャとしてはちょっとお高めですが、機会があればお手に取ってみてはいかがでしょうか。