ムソウノカキオキ

管理人の好きなこと(アニメ、特撮、オモチャetc)についてつらつらと語っていくブログです。色々遅いですが、よろしければコメントなどもお気軽にどうぞ

『MG  1/100ガンダム(the Origin版)』完成!

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 かねてより制作していた『MG 1/100ガンダム(the Origin版)』が遅まきながらひと段落したのでご紹介いたします。

 ……いやまぁ、ほかにデカールシールとかもあるんですがそこまでやっているといつになるかわからないのでとりあえずはココまでで記事にしてしまおうと思います。

 ・『MG 1/100ガンダム(the Origin版)』について

 改めて、この『MG 1/144 Gundam the Origin ガンダム』についてご紹介。
 こちらは、1979年に放送された初代『機動戦士ガンダム』をリメイクした作品『ガンダムthe origin』に登場するバージョンの主役機ガンダム*1を2015年にモデル化したもの。
 厳密には、元々の漫画版デザインではなく『the Origin』アニメ化にあたって作られたショートムービーで登場したデザインなんだとか。
 色々とヤヤコシいことを書きましたが、要は『初代ガンダムの新しめのプラモデル』ですね。
 ちなみに、自分は漫画『the Origin』自体は未読。ホントに「初代ガンダムのプラモデルだー」くらいのノリで製作しました。

 なので、この記事は全体的にニワカ臭漂うものになっているものと思われます。

 ファンの方、大変申し訳ありません!
 原作であるアニメ『機動戦士ガンダム』は劇場版三部作で触れました。
 劇場版は、宇宙戦争をやりつつも主人公アムロ少年*2の成長物語として綺麗に纏まっていてとても良い映画でした。
 「初代の『ガンダム』ってロボットくらいは知ってるんだけどなー」と言う方は、古いアニメと敬遠せずに1作目だけでも是非いただきたい作品。

 

・制作して
 『HG1/144』シリーズに比べて大きな箱と多めのパーツ数には明けた瞬間圧倒されましたが、そこは基本的にニッパー1本あれば作れる、ガンプラ伝統の親切設計。
 加えて、説明書にはパーツを切り出す際の注意点や、その部位で使用するランナー(パーツのまとまり)が示されており、HGシリーズ以上に丁寧に説明があるのでわかりづらいところはあまりありませんでした。
 強いて言えば手足の装甲がスライドするところくらいでしょうか。やや凝ったギミックなので、あそこだけは形状把握に少し時間がかかりました。
 それを除けば、『HG』シリーズの延長線上といった感覚で組み立てができたので、ストレスがあったりとか、組み立てが困難に感じたりといったことはありませんでした。
 説明書をよく読む、その通りに組み立てる、パーツを無くさないように気を付ける、適度な休憩を取る、という当たり前と言えば当たり前のことを守れば組み立てに失敗することはあまり無いのではないでしょうか。逆に言えば、守らないとやらかす可能性大。
 むしろ、初めて組み立てるガンプラとして、この『MGガンダム』を選ぶという選択肢もアリなんじゃないかと思うくらいに。もちろん、余裕を持った組み立て時間を確保できることが前提ですが。

 

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・外観
 だいたいこんな感じ。

 細すぎず太すぎず、良い感じにバランスの取れたヒーローロボット体形なのではないでしょうか。

 なお、こちらのガンダムさんは自分が初めて組んだMGということでゲート跡が目立ちまくりなのはご容赦を(苦笑)。
 白い部分は、画像では分かりにくいですが真っ白ではなくアイボリーっぽい独特な感じ。
 全体にザザっと『ガンプラマーカー墨入れ用』を塗っておりますが、白いところのディテール(凹凸)を目立たせるかどうかは人それぞれかも。

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 個人的に、ちょっと感動したのは目の部分。目の造形そのものはもともとのデザインに則った大きめで優し気なカンジ。ですが、角度次第でキリっとした釣り目に見えるようになっています。
 ヒサシの部分に絶妙な角度がついているおかげなんですよね。

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 各部に装甲のスライドギミックや引き出し関節があり、その多くが可動範囲の向上にもつながっています。

 肩部、肩の付け根は展開して可動範囲を向上可能。腕の付け根は引き出し関節。アニメらしいダイナミックなポージング再現に大活躍します。

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 脚部装甲のスライドギミックはこんな感じ。チラリと見えるフレーム=内部メカが格好いい。また、脹脛にもバーニア?を展開するギミック有り。

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 腕のギミックはこんな感じ。装甲がスライドするというよりはフレームがより多く露出するといった趣。

 

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・手
 掌は五指が動く『エモーショナルマニピュレーター』。
 自由に動くのは良いンですが、扱うにはちょっとした難物。
 切り取り跡が多くて処理が面倒だし(この横着者!)、説明書にあるように根元を持ってゆっくりと動かさないとアッサリ外れます。あと、人差し指は武器を持たせようとするとポロリしやすい印象。動かす時にココだけ一度外してもいいんじゃね?という気分になることも。また、その性質上、拳を握りこんだポーズは決まりにくいかなーという気も。
 しかしながら、その分人間の指と同じくらいに多彩な表情付けが可能。

 それこそデメリットが全部チャラになるくらいに。
 指先までアニメでのポーズを絶妙に再現する作業はとても楽しく、完成すると素晴らしく美しい。

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(指先の形が独特な、ガンダム初撃破シーン……のつもり)

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・武器
 手持ち武器は先述の内蔵武器に加え、ライフルA、B、ビームサーベル、ハイパーバズーカ、シールドが付属。
 武器と掌に収納されたピンを組み合わせることで、それぞれ両手に持たせることができます。

 内蔵武器として、『the Origin』オリジナル装備として胸部バルカンなどが存在。発射エフェクトパーツを取り付けることが可能。また、左のサーベルラックをショルダーキャノンに変更することが可能(というかその状態が基本)。ちょっとパーフェクトガンダム*3っぽくて格好いい!

 

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・さいごに

 『MGシリーズ』らしくボリュームこそあるものの、作りやすさと、作った時の達成感が両方楽しめる素敵なプラモデルでした。
 作っている間もまさにモビルスーツ(ロボット)を組み立てている感覚が楽しめましたし、ポーズ付けもメカ感の感じられる装甲スライドギミックもあり楽しい。老舗オモチャメーカーであるバンダイさんの製品らしく、パーツが外れることはあっても折れることは(無理な力をかけない限り)無いというのは好印象。
 変形や合体といった派手なギミックが無いことも作りやすさと扱いやすさに拍車をかけているよう。
 『ガンダム』シリーズが好きな方、さまざまなメディアを通して一度は初代ガンダムに触れたことのある方なら、組み立てに挑戦して損は無いのではないでしょうか。
 もし組み間違えてもそれはそれでいい思い出ということで(笑)(by実際組み間違えをした人)

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*1:型式番号『RX-78-2』。『地球連邦軍』によって宇宙戦争一年戦争』を決するべく開発された新兵器。その機体性能と、類まれなパイロットの能力で過酷な戦争を戦い抜いた名機。

*2:アムロ・レイガンダムパイロット。民間人の少年だったが偶然からガンダムに乗り込む。戦火に翻弄されながらも、パイロットとして、人間として成長していく……ってカンジで合ってますよね!?

*3:漫画作品等に登場した、ガンダムのバリエーション。重装甲と重武装がオトコ心をくすぐります。