皆さま、こんにちは。
今回は、fate/grand order』第2部第4章『ユガ・クシェートラ』の簡単感想を書かせていただきます。
もうちょい早く書くつもりが、結構立っちゃったなァ(苦笑)
(以下、ネタバレ注意)
・王道の少年漫画
インド神話と言うなかなかなじみの無いモチーフをどう料理してくれるのかと思ったら、まさに怒涛の少年漫画と言った印象。
強大な大ボスである『神たるアルジュナ』そこに四天王ポジの神将たち。
そんな彼らが戦力の出し惜しみもへったくれもなく襲いかかってくる、とまさに少年心をくすぐる熱い展開の目白押し。
今回、敢えて旅モノとしての描写をスリムにした分、ストーリーのスピード感が感じられたのも大きかったですね。
それにしても、第2部に入ってから根底に悲劇的な要素が流れていて、もちろんこの4章も同じではあるのですが、それでも『キチンと楽しい』ストーリーを仕上げる制作サイドの皆さまの技量には舌を巻くばかりです。
・カルナ&ジナコ
今回のダブル主役と言っても過言では無いでしょう。
カルデアのマスターを立ててくれつつも、互いのあいだに特別な結びつきがあることが感じられるやり取りが素敵でした。
それにしても、『EXTRA』シリーズから他のヒロインを差し置いてジナコさんが先に疑似サーヴァントとしてやって来るとは。
いや、ダブルヒロインには疑似サーヴァント姿があるから良いじゃないかと言われればそうなんですが。
・スカンジナビア・ペペロンチーノ
おそらくは格好いいオネェさんだとは思っていましたが、ふたを開けてみれば格好いいダークヒーローでした。
とんでもない割り切りの良さやしたたかさにワルな感じはあるものの、カルデアの面々に対しては一貫してフェアな、あるいは『筋を通した』態度を貫いていたのが格好いい。
駄目押しとばかりに、意外なことに日本人でなおかつ本名も格好いいときてます。
真面目な話をすれば、一緒に旅をした彼を殺さなくて済んだことに心底ホッとした自分がいました。
立場やあり方がどうあれ、あのペペさんとの軽妙なやり取りが完全に失われてしまうことにならなくて本当に良かったと。
もちろん、今後どうなるかは分かりませんが……。