ムソウノカキオキ

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『キラキラ プリキュアアラモード』感想~特撮おじさん、プリキュアおじさんの仲間入りを果たすの巻~

 女児もすなるプリキュアといふものを、男もしてみむとするなり。
 というわけで、先週から『キラキラ プリキュアアラモード』を観ていたりします。
 『仮面ライダー』の次にやっているので、今まで観なかったのが不思議なくらいなんですけどね。(この流れで見る、”プリキュアおじさん”は結構世間様にいるっぽい)
 随分とハンパなタイミングになりましたが、先日の第8話は主人公5人が個性を活かすお話だったので、一見さんでもキャラクターが掴みやすかったです。

 

 さて、今までプリキュアと言うのは『女の子向け戦隊ヒーロー』的な番組だと思っていたのですが、実際観てみるとちょっと印象が変わりました。
 男の子向けだとバトルが比較的メインでドラマがサブと言った比率で物語が組まれているのですけれど、『プリキュア』さんはドラマがメインでバトルはサブ。
 変身後の出番が下手するとウルトラマンよりも少ない位の勢いでした。
 (ただ、この辺はシリーズの中でも『アラモード』、そして僕の鑑賞した8、9話で特に顕著なのかも。先輩プリキュアは結構切った張ったしてるっぽいですし。)

 戦っていないシーンはタイクツだからテロップを流すなんて揶揄される男児向けヒーローものに対して、バトルシーンでなくても女の子がわちゃわちゃ頑張ってるだけで視聴者である小さいお子さんを惹き付けていられるんですね。
 記憶が確かなら、昔のセーラームーンなんてもっとバトってた記憶があるんですが、お話の作り方は変わったものですね。
 ただ、このあたりは『プリキュア』シリーズが小さい女の子の初めて触れる女の子向けアニメ(性別を問わない『幼児向けアニメ』ではない)となることもありうると思うと不自然では無いのかも。
 『プリキュア』を観た視聴者の女の子が、いずれ『プリキュア』で描かれたような少女の友情や恋愛を描いた少女漫画やアニメを手にとるようになると言うのはごく自然な流れですからね。
 言ってみれば、『プリキュア』シリーズは女の子向けアニメ入門編として、そうした作品の様々なエッセンスを積極的に取り入れているシリーズであると言えるかもしれませんね。

秋葉原リバティー