昔から仮面ライダースーパー1が好きです。
つまりは、『スーパー1』という番組を実際に観る前、子供向け雑誌記事で知った時から。
今思うと、ライダーシリーズの中でも特徴的なツリ目が印象に残ったことや、超科学と中国拳法の組み合わせという男の子がワクワクするものの全盛りのような設定がツボにハマったのでしょう。
後に鑑賞した本編も、期待に違わず楽しい番組でした。
そんなわけで購入したのがこの『S.H.Figuarts 仮面ライダースーパー1&Vマシーンセット』です。
バンダイの通販サイト『プレミアムバンダイ』のみで受注販売された、仮面ライダースーパー1のアクションフィギュアと専用バイクのセット。
スーパー1は5年ほど前に発売されたモノとほぼ同じ。頭部が新規造形のものになっています。アンテナに適度なカーブがついているのが分かりやすい違い。
アクション性に関しては数年前のモノながら、スタンダードなアクションポーズを取るには十分すぎる出来。
そも、アクションフィギュア『S.H.Figuarts』シリーズのアクションギミックは2008年の最初期の時点で完成されているように感じます。
動き具合自体は最初から十分すぎるほどで、現在はルックスを良くしていく方向に進化していってるんじゃないかなぁと感じる今日このごろ。
閑話休題
スーパー1本体の大きな特徴は豊富な付属品にあります。
ファイブハンドと言う腕を使い分けるという設定通り5種類の腕パーツが付属。
メインのスーパーハンドには多数の表情付き手首パーツで、多種多様なポーズを再現可能。拳法ヒーローということで、スーパー1には多彩な拳法の型など、印象的なポーズが多いんですよね。
加えて最終回に登場した稲妻電光剣も付属。遊びの幅が広がる広がる。
ただ、ここまで付属品が多いと、シャッターが開いて風車が露出したバージョンの変身ベルトもあったら良かったかな。
いや、変身シーンでしか出てこないんですけど、昭和ライダーのベルトと言えば風車なので。
そして、今回の目玉であるバイク、Vマシーン。
改めて見ると「デコってるなぁ」と言う印象(笑)。
ボリューム感たっぷりの車体各所に『V -MACHINE』、『SUPER 1』、『KAZUYA OKI』と言うなんとも自己主張の強いマーキングがたっぷり施されています。
放送当時にオモチャが出ることを考えても、やりすぎじゃないかと言う気がしないでもないですね。けれども商品としては、それらのマーキングを緻密に再現している点が素晴らしい。
『Vジェット』形態(写真)への変形ギミックはそこまで複雑では無いものの、それだけにリアパーツの着脱以外は完全変形。
オープニング等での変形シーンが印象的だったので、それが自分の手で再現できるのはポイント高いです。自然と脳内にテーマソングやナレーションが流れます。
全般的な難点としては破損が怖いこと。
スーパー1のアンテナと、Vジェットのアンテナ等もプラスチック製となっているので、ヘタに遊ぶと壊してしまいそうでヒヤヒヤ。
ビジュアルはとても格好いいので、オモチャというより組立済みの模型に近いものと捉えた方が良いのかもしれません。
何はともあれ、格好いいことには揺るぎないワケですが。