ムソウノカキオキ

管理人の好きなこと(アニメ、特撮、オモチャetc)についてつらつらと語っていくブログです。色々遅いですが、よろしければコメントなどもお気軽にどうぞ

イベント『Trinity Field』感想(アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ)

 スマートフォン向けゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』 のイベント『Trinity Field』を終えました。

 新しいイベントが始まる前に軽く感想をば。

 今回のイベントコミュ(ストーリー)は先の展開が毎回楽しみで、イベントに参加し損ねたと言う方にもいずれ読んでいただきたいモノでした。

・同じようで違う青

 今回の主役となるユニット、Triad Primus(トライアドプリムス)は、誤解を恐れずに言うなら、一見とても統一感のあるユニットのように思えます。

メンバー 3人とも同じクールタイプ、同年代、ユニット衣装も皆黒や青を基調としたもの。

しかし、実際のところ3人とも向いてる方向が全く異なるアイドルであることを前面に押し出したイベントストーリーになっていました。

 

・違う方向を向いた正三角形

 北条加蓮はアイドルとして多くの人々の胸に名を残したい。*1そして、そんな自分の思いを仲間が分かっていると思っていた。

 渋谷凛はパフォーマンスを高めていきたい。そして、この仲間とならそれができると信じている。

  神谷奈緒はライブを楽しみたい。自分が楽しまなければ観客を楽しませることができないことを知っているから。

 このように3人とも全く別の方向を向いている上にそれを自覚していなかったことが、今回のイベントストーリーの発端となりました。

 

・背中合わせでも良い

 一方で、読者が作中の奈緒たちのようにTriad Primus解散の危機か!?……と感じるかというとそんなことは無いんですよね。

 多分、作中のプロデューサーも同じ気持ちのはず。*2

 彼女たちはずっとアイドルとして、そしてTriad Primusとしてやってきた強さと絆があるから。

 一方で、3人それぞれの信念がそれぞれのアイドル活動を通して培われたからこそぶつかり合ってしまうという部分もあるのですが。

 

・Diamond cut Diamond

 今回のイベントストーリーを通して、3人は相互理解を深め、物語は大団円を迎えました。

 Triad Primusの……と言うよりもこのストーリー中でのTriad Primusの特徴としては、ソロとしてもそれぞれの方向で一本立ちしているアイドルたちによるユニットであるということでしょう。*3

 彼女たちの持つ信念は、新人アイドルの理想論ではなく*4、それぞれのアイドル活動を通じて結実したものであろうことが暗示されています。

 実際、ストーリー中ではストーリー中では3人がソロのアイドルとして活動する姿も描かれていますが、その様子は威風堂々、この子達本当に15、6歳!?と思うくらいの経験値を感じさせます。

 それぞれがきちんとした芯を持っているからこそ互いに退けないし、退かなくても良いことを理解していった訳ですな。

 きっと、Triad Primusはこれから先もメンバー同士のぶつかり合う『面倒くさい』ユニットであり続けるでしょう。

 いえ、「譲らないし、譲らせない」と加蓮が腹をくくった以上、『面倒臭さ』は今以上かもしれません。*5

 けれども、その面倒臭さは決して3人の絆を壊すこと無く、むしろ絆を強固にしていくことでしょう。

 ストーリーのタイトルにもあるように、ダイヤモンドとぶつかり輝かせるのは、同じダイヤモンドなのですから。

 

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*1:これには彼女の過去の経験も絡んでいそうですが、今回はそこを掘り下げない方向で。「そんな施しなんて、意地でも受け取らない」でしょうし

*2:作中、凛からも「まだプロデューサーの出番じゃない」と言われていますね。毎回のイベント中でのプロデューサーの立ち位置を考えるとちょっとメタい。

*3:実際、3人共『シンデレラガールズ』のキャラクターとしては比較的初期に登場したらしいですね

*4:もちろん、新人アイドル達の持つキラキラとした夢も尊いものでもあります

*5:『[Trinity Field]北条加蓮』 特訓エピソードより