ムソウノカキオキ

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fgoイベントシナリオ簡単感想『超古代新選組列伝 ぐだぐだ邪馬台国2020』

弥生時代新選組とかどんな闇鍋だ!?と思いましたが、終わってみればしっかりと新選組シナリオで満足でした。

 

ぐだぐだしているところもありつつも、新選組パートは特に骨太で血生臭く男臭くとメリハリがありました。

 

ってか、新選組って完全に"ヤ"な方々じゃあ…という印象を強くしてくれた芹沢鴨局長。

自身から局長の座を殺し奪った形になる近藤勇へのコンプレックス、何も為せなかったという怨霊じみた無念という個々の要素としては誰もが共感できる、言わば生々しさを持ちつつ、それを原動力にまつろわぬ者達の怨念を押さえ込むほどの自我を獲得していたという凄まじさ。まさに悪の魅力が炸裂でした。いや、この人本当に悪人というか、反英霊扱いにされるほど生前悪いことしてない気もしますが。

 

山南先生もまた別ベクトルで人間臭い人でした。新選組が『切り捨てて』きたものから目を背けられなくなってしまった人。それは決して英雄的とは言えない感傷ではありますが、その感傷をも切り捨てるなんて、普通できないですよね…。

 

斎藤一は、飄軽な態度の裏に熱さのある、そして貧乏くじを引くタイプだなと。ってか、土方さんからの絶大な信頼はなんなのか。斎藤さん本人が一番不思議に思ってそう。

 

男臭くと言えば、今回の新キャラクターって男女比としては男性が、多いんですよね。NPCも多いんで、ガチャだけみると気にならないんですけど。

これは卑弥呼さんがセクシー要素もりもりで来るのも是非もないよネと。いや、卑弥呼さんはセクシーなだけでなく、包容力など精神性の魅力が大きい人でしたけれども。

 

亀の弟も、お爺ちゃんボイスが聴こえてきそうなくらい円熟した精神の持ち主で、信勝との弟コンビが面白い絵図になってました。

その信勝も、亀さんのおかげでサイレント…いえサプライズ実装(めでたい!)

沖田さんの簡易霊衣ともども、ここまでサプライズしたパターンは結構珍しいのでは。

今後fgoがどのように展開していくのか、また楽しみになってきました。