ムソウノカキオキ

管理人の好きなこと(アニメ、特撮、オモチャetc)についてつらつらと語っていくブログです。色々遅いですが、よろしければコメントなどもお気軽にどうぞ

『聖杯怪盗天草四郎 』簡単感想

 スマートフォン向けゲーム『fate/grand order』にて、『カルデアボーイズコレクション』イベントに合わせた新しいストーリーが公開されたので簡単に感想をば。


 まず、非常に凝った影絵オープニングアニメが実に良いですね。
 夏のイベントでもムービーを使った演出はありましたが、それをさらに発展させてくるとは……。
 まるでモノクロ映画のような音楽と合わせて、個人的に実に好みな感じです。

 

 怪盗行為を通して、聖杯の奪い合い=聖杯戦争が巻き起こると言うのが新鮮ですね。
 舞台となる博物館は、英霊に所縁のある展示品があるの『だけ』は普通の博物館と同じですが、お土産品はリアルに欲しいですね。メジェドさまのぬいぐるみ、実に良い。
 セキュリティに魔術や魔獣が組み込まれると言う様子は、『FGO』だけをプレイしていると新鮮な印象。『ロード・エルメロイ2世の事件簿』など別作品なら、さまざまな魔術の使い道が描かれているかもですが。結構未チェックの作品が多いので、いずれちゃんと履修しなければ。
 戦闘能力を奪う時に館長が『蒐集』と言っていたことと、取りとめのない展示品を合わせて考えると、ちょっぴりホラーな深読みができてしまいそう?

 

 シナリオでは、昨年の『アイアイエーの春風』に続き、少人数パーティにスポットを当てた展開に。
 天草士朗時貞、ボイジャー荊軻、サンソン、キャラクターの男女比・レアリティともに偏りが少ないのが嬉しいですね。
 唯一の女性サーヴァントが、史実では男性とされる荊軻さんなのが『CBC』イベントらしいところでしょうか。
 『fate/requiem』からの出張組であるボイジャーくんも、ショップ店員を務めたりと意外と出番が多そうな感じ。最近SSを書いたところだったので、個人的に嬉しいところ。
 一方で、天草も荊軻たちとの絡みを通して、良い具合に内面が描かれそうな感じです。

 そして、サンソンさんがいつも通り、あるいはいつも以上に常識人として頭を痛めそう(苦笑)