ムソウノカキオキ

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『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』簡単感想

 先月公開された、スーパー戦隊3本立て映画!

 れーせーになってタイトルを見ると、『レンジャー』と付いている戦隊が誰も主役を張っていないことに気づいたり。
 『ムービーレンジャー』とは一体……。
 それはともかく、『機界戦隊ゼンカイジャー』直前、ということもあり、映画の感想を簡単に。

 

・キラメイジャー ビー・バップ・ドリーム
 キラメイジャーらしく明るくポジティブ、元気になれる作品でした。
 夢世界がメインと言うことで、なんでもありで見どころ満載。オラディン王(転生前)とまさかのラグビーボール邪面の夢のコラボとか。
 オラディンさんは、姫からは「お父様はあんなことしません」と言われてましたが、結構フランクなところもあるのであれくらいはっちゃけることもあったんじゃ……と言う気もしないではなかったり(笑)
 夢の主がガルザだったことが明らかになるわけですが、人間世界をガルザが夢見ると縁日になったと考えると茶目っ気を感じますね。
 改心フラグが立ちそうで立たないあたりは、終盤の展開を暗示させるようでもあり。
 物語のカギを握るドリームストーンの出番は決して多く無いものの、緒方恵美さんのイケボがすさまじくインパクトを遺してくれるキャラクターでした。
 『セーラームーン』の映画を収録した勢いそのままに収録したのでは!?と思うくらい。
 ラストバトルでは、ブルーがなぜか迫力のロープアクションを見せたり、と本作とスタッフの共通する『デカレンジャー』や『マジレンジャー』の映画に戻ったような印象も。
 そう言えば、敵がピンチになって巨大化、というのも本作では無いパターンでしたね。
 今風な部分を大いに取り込みつつも、ちょっと昔の戦隊の方向に寄せて行く、と言うのは『キラメイジャー』と言う作品の色なのかもしれません。

 

リュウソウジャー特別編メモリー・オブ・ソウルメイツ
 時間はあまり長くは無いものの、本編の挿話としてとてもキレイにまとまっていました。
 前回(32話)の戦いの事後処理がメインだったり、ガイソーグの意外な裏事情が描かれたり、と言うのもファン心をくすぐります。
 また、短い中にもいつも通りのカナロだったり、ドルイドンのコンビだったりが描かれたのも好印象。
 ……それはそれとして、一番インパクトがあったのはマイコ役の宮原華音さんのおへそ、というあたりが坂本浩一らしいですね。(爆)

 

・ゼンカイジャー 赤い戦い!オール戦隊大集会
 初お披露目、ゼンカイジャー!と言うことで、作品やキャラクターの雰囲気を描くことがメインな感じ。
 黒いアンダースーツにゴッツイ装飾と言う、完全にロボの文法で作られたキカイノイドのヒーロー達の姿に感嘆したり。
 仮面ライダー以上に動きづらそうなスーツでアクターの皆様はよくあれほどのアクションをしてくださいます。
 歴代悪役や歴代レッドの皆様には、もう少し出番が欲しかった気もしますが、あんまりアバレられると、ゼンカイジャーの出番が無くなってしまいますからね。
 先輩ヒーローから変身アイテムを受け取る、と言うビジュアルのために出てきた、と言う部分は大きそうですが。

 

 リュウソウジャーとキラメイジャーはこれで終わりか、と言うことはなく、VS作品がビデオ化されることが決定したのは、個人的にトップクラスに嬉しいニュースでした。