クリアしたので改めてザザっと感想をば。
「天草が怪盗です!」と言うインパクトから持っていきつつ、『盗み』を通して彼の人となりを案外としっかり描かれた今回。
やはり、天草四朗と言うキャラクターの信念は『fate/apocrypha』の頃から全くブレていないのだなぁということをしみじみ感じました。
他のキャラクターも良い活躍ぶり。
メインのキャラクターはもちろん、新宿のアーチャーことモリアーティ教授が犯罪つながりでかなり目立っていた印象でした。
確かに、『怪盗モリアーティ』っていかにもそれっぽいですからね。
ほかのカルデアのサーヴァント達の活躍もちょっとだけ示唆されていたのも良かったですね。1,2行ながら「あのキャラ達が頑張っている!」と感じられたのが良かったです。
少年鑑定士捏造編集部は、二次創作もはかどりそうですね。
聖杯を盗む時に主人公が館長にきちんと謝っていたのも印象的。
いくら理由があるとはいえ、彼らのしたことは他者の大切にものを奪い取ると言うこと。
そんな現実はきっと多分無視した方が楽なのに、敢えてそこにしっかりと向き合う誠実さが主人公の主人公たるゆえんなのでしょう。自分にはとてもまねできない。