ムソウノカキオキ

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fgo第2部第6章『アヴァロン・ル・フェ』全体感想

スマートフォン向けゲーム『fate/grand order』最新章前半をようやくクリアしたので、簡単に感想をば。

(以下、ネタバレ注意)

 

 

 

 

 今回は文章量があるのに加えて、いつもに増してシリアスな内容だったので、毎回読む前に少し覚悟を決めてから挑んでいました。
 それだけの内容だったと言うのもありましたが、自分としてもしっかりと物語を受け止めたいと言う思いが強く生まれたと言うのもあります。
 6章はまだまだ後半が控えているので、プレイヤーの皆さんがそれぞれのペースで読み進めるのが良いかと思います。
 
 文章量がある、とは言うものの読みづらい印象は全くなかったですね。
 途中から主人公サイド/断章(マシュサイド)で時系列が前後すると言う凝った構成を取っている事を考えると驚くべきことです。
 プロットがしっかりしていると言うことなのでしょうね。
 分かりやすいように、と言う点はかなり気を使われて書かれたストーリーだったかと思います。
 『調査メモ』を用意したり、重要な情報は何度か説明が入ったり、1クエストごとの文章が長くなりすぎなかったり、と言った点は幅広いプレイヤー層に向けての工夫だったのではないでしょうか。
 
 今回は、まだ全体の三割ということで、大筋の部分はまだそこまで動いていない印象。
 なので、まだまだ謎が多い感じ。
 モルガンやベリルの思惑は。六士族長はどのような活躍を見せるのか、あるいは見せないのか。
 自分的な注目トピックは『妖精騎士ギャラハッド』。マシュ、名無しの森の影響を受けた時点で、名前表記が『妖精騎士』になっていると言う不思議な現象が怒っているんですよね。以降もまるで盾=円卓に導かれているような様子もあったり。
 
 今回、『断章』として主人公とマシュとの完全な別行動が描かれたのは印象的でした。
 カルデアの中でならともかく、シリアスな場面ではほぼほぼはじめての事態だったはず。

 最初は記憶を失っている事もあり、マシュは大丈夫だろうか、とハラハラしながら見ていました。
 しかし実際は、良い人々に恵まれたこともあるとはいえ、マシュと言う少女は仲間がいない状況でも、きちんと自分で行動できることを見せつけられました。
 マシュ、本当にたくましくなって……、と
まるで、幼子のはじめてのお使いを見守るような気分に。
 天国があるのならドクターにも見せてあげたいものです。
 とはいえ、ようやく我欲を手に入れた段階だったり、頑張りすぎなところもあったりと、まだまだ危なっかしいところはあるわけですが。ホント、無事にハッピーエンドを迎えて欲しいものです。

 

 新キャラクター・オベロン。チームの中で率先して軍師的な立ち回りを見せるのが頼もしい。一方で、マスターの熱意に予想を覆されたりと、『非常に有能』ではあるけれど万能ではないと言うバランスが絶妙。
 アレコレと考えている人ではあるようで、敵ではないにしても、彼なりの思惑があってもおかしくないかなと思わせる感もあります。

 

 6章後半まで、もう2週間と少し。
 前編で提示された情報からアレコレ妄想しながら楽しみに待っていようと思います。