スマートフォン向けゲーム『fate/grand order』で幕間の物語キャンペーン実施中ということで、今回自分がプレイした幕間の物語の簡単な感想をば。
・哪吒
キャラクター紹介的な雰囲気の掌編。
誰もが藤崎竜先生の名作を読んでいるわけでは無いので、実にありがたいところ。
サークル活動など、サーヴァント同士の交友関係が垣間見れるのも良いですね。
ところで三面六臂の術を使えるそうですが、やはり増えちゃうんでしょうか、あの綺麗な顔が。
・シャルロット・コルデー
生前はごく普通の一般人フィジカルだった彼女。
なので、サーヴァントとしても突出している道理もなく。
そんな彼女がカルデアのサーヴァントとしてどう一歩を踏み出すのか、そんなお話。
結果が出てみれば、まぁそうだよねと言うことかもしれませんけれど、きっとそうやって悩んでひとつのこたえを見つけ出したことに、きっと意味がある。
こちらでもサーヴァント間で関係性が構築されていく様子が楽しい。
コルデーがマタ・ハリに声を褒められる、という一幕にクスリ。
・沖田総司
余計な前説を大胆に省き、沖田さんの過去と現在を描いた作品。
『ぐだぐだ明治維新』をクリアしてからプレイすると余韻が増しますね。
猫の子一匹切れないと嘆いた逸話は有名ですが、今回もしあの猫を斬っていたらと怖い想像もしてしまったり。
・沖田総司【オルタ】
時系列としては明確に最新、水着イベントの後日譚。
ノーマルまじんさんの幕間で水着の煉獄が出てくるのも不思議な感じ。刀の立ち絵とは感情の伝わり方が段違い、という事情なんでしょうけど。
これまでも度々語られていた、まじんさんの守護者としての在り方、そして『サーヴァント・沖田総司【オルタ】』がどのような存在なのかというところにスポットライトを当てた一編。
バトルは文字通り再戦ではあるものの、”彼”の言葉がより胸にしみます。
最後まで戦えなかった沖田さんと、最後まで戦い続けるさだめを負ったまじんさん。
残酷な気もする好対照ですが、それぞれ自身では納得している。そんな気もします。