コロナウイルス感染拡大がようやく落ち着いて来そうな来なさそうな気配がしなくもなくもない今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
まだまだ予断を許さない状況ですが、このタイミングで自分の中で事態をふと振り返ることがあります。
そう。
感染症の大拡大という未知との遭遇に対して、自分がどのような心構えで受け止めるべきか、ということを教えてくれたこと。
どのようなテンションで生きるべきか。
それを教えてくれたのは―――SFだったと強く感じています。
いや、大真面目な話。
振り返ってみると、事態はまるで様々なSF(映画、漫画、アニメ、ゲーム……なんでもいい)で描かれていた物語のお約束と大変多く一致するところがあったように感じます。
SFのお約束。
たとえば、未知なる感染症の脅威。
感染者に触ったりしなくてもバッタバッタと倒れる人々。
シェルターへの避難。
「もう大丈夫だろう」と根拠のないことを言って扉を開けるのは死亡フラグ!
エンドクレジットが終わっても油断禁物!最後の最後にとんでもないことになるかも!!
うん?どちらかと言うとゾンビ映画っぽい?
いやまぁ、考えてみれば当然といえば当然の話で。
SFのふるさとともいえる欧米ではペストをはじめとする感染症の被害は歴史的にあるわけで、古今のSF作品がその影響を受けている可能性は高いといえましょう。
いや、きちんと検証したわけじゃないので断言はできないのですけれど。
世界史の知識が欲しい……
ともあれ、どんなものであれ、自分が触れてきたものが糧になっているなぁと感じる今日この頃なのでした。