メインストーリーをクリアしたので軽く感想をば。
ぐだぐだな後日談が今後解放されるようですがその前に……。
箸休め的なイベントストーリーかと油断をしていたら、 とにかく贅沢!
モブ・サブキャラクターの新しい立ち絵も多く、 アニメーション的な演出もたっぷり。
アラハバキの出番が2回こっきりと言うのももったいないくらい。
援軍登場のくだりで、 アラハバキとレイド戦したかったマスターも多かったのではないで しょうか。
物語の勢いも素晴らしく、 経験値先生は本当にただの漫画家さんか!? もはや一流のシナリオライターとしてやっていけるのではと毎回のように戦慄する次第。
いや、今回もいつものようにシナリオライター未公表なので、 経験値先生のシナリオやアイディアに他のライターさんが手直しし た可能性はあるわけですが。
それにしたって、毎回毎回格好良い& カワイイサーヴァントのキャラクター性を作り上げてくださるわけ ですから、経験値先生のすごさに変わりはありません。
お話としては、 昭和風スチームパンクと言う王道なストーリーにサーヴァントたち が大暴れ!と言うエンタメ感満載なもの。それにしても、 この昭和スチームの大本ってどの作品なんでしょ?
今回、とにかく維新の英雄たちが格好いい。ビジュアルも含めて!
なんかもう、経験値先生イケメン偉人好き過ぎでわ!? と思ってしまいそうなくらいでした。
いや、実際はシンプルに歴史にお詳しい& 愛好されていると言うことなんでしょうけれども。
高杉晋作も武市瑞山もそれぞれ方向の違った格好良いライバルキャ ラクターでした。
高杉さんは、「これ絶対(本人の言うように) ラスボスなんだろうな」と思わせて、期待以上の大物っぷり。
武市先生は地に足のついた感じの人ながら、 味方になると頼れる参謀ぶりが実にクール。
田中新兵衛は、日本的な散る美学の人。
頭が良いわけではないけれど、それを自覚し、苦悩し、 最後に意地を見せる姿はグッと来ました。
他のサーヴァントたちも安定の大活躍。
茶々さまは烈女と常識人の間を良い塩梅で行ったり来たり。
森くんはバーサーカーらしからぬ知性を発揮してもやっぱりバーサ ーカー。
出雲阿国は物語のキーパーソンとして、 要所要所でしっかりと活躍。
以蔵さんは今回、 裏の主役と言って過言では無い活躍ぶりだったのでは無いでしょう か。
謎の蘭丸Xは……うん。第一印象は「何言ってんだコイツ?」 でクリアした後もやっぱり「何言ってんだコイツ?」(笑)。いや、 このあとの後日談で明かされるんだとは思いますが、 森蘭丸の実装がこんな形になるとは。とは言えこのエックス、「性別:?でいいかな」と思える魅力のある小姓であります。
最大のサプライズ要素を持っていったのは坂本さんでは無いでしょ うか。
最大最悪の敵として現れたランサー・坂本竜馬が、 再臨段階を変えてライダー・竜馬& お竜さんの復活フォームとして登場するとは。
しかし、坂本さんからお竜さんへの感情も想像以上に重かった…… !
だからこそ、 最後の大復活とバカップルっぷりが映えると申しますか。
しかしこの2人、 生前の坂本さんの奥さんとは大丈夫だったのかといらぬ心配をした り(黙れ)
あと、かなりの頻度でピンチになるので、そのたびに「 タイトル回収してるなこの人」と。
シリアスに締めたストーリーが、 後日談でどれだけぐだぐだするか、あるいはそうならないのか、 楽しみですね。