ムソウノカキオキ

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暴太郎戦隊ドンブラザーズ5話簡単感想

・ドン5話『たてこもったいぬ』

 タイトルからして、「ははぁ、これは翼くんが鮮やかな逃亡犯ぶりを見せつけてくれるのだな、さすが!」のかと思ったら……
 こんなグダグダした立てこもりモノ、観たことないわ!

 


 犬塚翼、まだまだ格好良い系で押していくのかと思ったら、あるいは大方の予想通りというべきか、苦労人枠だった。


 そんな翼を振り回す、あるいは振り回される4人のぼんくらーずもといドンブラザーズ。
 それと知っているのは視聴者だけですが。
 彼らに「(前略)それはここにいる全員に言える。みんな自分のことしか考えていない」と宣う桃井タロウ。
 満場一致で全員=タロウ含む5人、という納得のしかたになるのが、井上敏樹先生熟練の技。
 常識人よりの雉野さんとて、自分都合でしか動いていなかったという驚愕の事実!
 たぶん、この人もちょっとヘンなところある!


 そんな手前勝手な彼らですが、誕生日を祝うどころでは無かった翼のためにささやかなパーティーを開くことに。
 そして、翼のケーキにのる、5つのイチゴ。
 このとき、翼がドンブラザーズの一員であることなど、誰一人として思い至っていないのが実に、良い!
 今日たまたま偶然出会っただけの、誕生日を迎えた見ず知らずの他人のために、イチゴひとつをあげられる善性。
 そして、それに感謝する善性。
 それが彼らの中にあるのだ、と感じられる良さ。
 浪花節

 本当に、昔ながらの浪花節を落とし込むのが上手い!
 
 そんなイイ話めいた雰囲気をぶち壊してしまうヒトツ鬼。
 戦闘では、リュウソウジャーにアルターチェンジ。
 最初に入手しただけあって優遇されていますな。
 「私だけチェンジできない!」という鬼頭先生には、前回入手したオーレンジャーギアがおすすめかナ!
 ……いや、真面目な話、オーレンはドンブラのカラーがバッチリ揃ってるんですよね。(追加戦士含む)
 そんな彼らのギアの力で、騎士竜一桃・リュウソウ斬を放つドンモモタロウ。
 正直、事前情報では、ザングラソードでレジェンド技を使うのって絵面が地味にならないかと面倒くさいことを考えていたオタクだった自分。
 ですがレジェンドの力を”ドンブラザーズが”借りる剣技というのは良い演出だと感じました。
 本話の放送前日が、ちょうどザングラソードの玩具の発売日だったんですよね。お見事!
 
 待ってましたの巨大戦。
 警察鬼ングは、頭部がわかりやすくパトカイザーモチーフでしたね。
 鬼ングの砲撃を避けるドンゼンカイオーの演出は、たしかに手間がかかっていそう。
 
 なんやかんやでめでたしめでたしになった……のかな、今回?
 状況が何も変わっていないといえば変わっていないとも言えますが。
 ともあれ、ようやく5人の初顔合わせが終わり。
 とはいえ、まだまだ知り合い程度の認識で、これではケンカもできない。
 そう思っていたら、次回、つよしとタロウが勝負!?