ムソウノカキオキ

管理人の好きなこと(アニメ、特撮、オモチャetc)についてつらつらと語っていくブログです。色々遅いですが、よろしければコメントなどもお気軽にどうぞ

仮面ライダーリバイス 32,33話簡単感想

 今週の『リバイス』の感想をば。
 ツッコミを入れつつも、今回も楽しんで観ています。
 むしろ、ツッコミも含めて楽しむ番組では?という感も出てきたり。(オイ)

 

・歪な因縁の終結
 アギレラとさくらの因縁がひとまずの終結
 しかし2人の関係性はなかなかにイビツ(メタ視点で見ても)。
 もともとは、アギレラ様がさくらに絡み始めたことから始まったこの関係。
 ただ、なんでまたアギレラさまがちょっかい出し始めたのかという説明が一切無いワケで。いや、さくらちゃんにはともかく、視聴者にも。
 おそらくは、3人組の紅一点という立場やその他もろもろの部分にシンパシーを感じ、戦う中でさくらの実力や精神性を認めていった……といった感じではないかと妄想できますが、公式からの回答が無いので二次創作にとどまります(笑)
 どんだけ素直じゃないのかと、アギレラさま!
 一方で、ウザ絡みされる側だったのがさくら。
 訳も分からず戦いを挑まれる、受け身の立場なので、戸惑うほかなく。
 基本的に、放っておけない相手である玉置から背中を押される形でアクションするという流れ、こちらは一貫していたかな。
 
 ともあれ、ただ殴り合うだけの関係だった2人が、紆余曲折の末ようやく友人関係を築き始めた、というのは綺麗な着地点だったかと思います。
 
・玉置豪について
 今回、一見して何かを成し遂げた感は無い、我らが玉置くん。
 しかし、アギレラとさくらの仲介役として奔走。
 特に、素直ではないアギレラに代わって彼女の思いをさくらに伝えられたのは彼だけだったことでしょう。
 さくらにとってはほぼほぼ他人(というかもともと敵)だったアギレラのために、さくらが覚悟を決められたのは玉置のアシストあってこそ。
 彼にとっては、新たな一歩を踏み出したアギレラ……花の姿こそが、彼にとって一番の報酬だったことでしょう。
 (しかし、”夏木花”なんて名前ほとんど呼ばれてなかったのに良く知ってたな、さくら……)

 

・圧倒、赤石長官
 さくらたちが戦っている裏で、少しずつ掘り下げられていく赤石長官。
 実は不老不死の超人だった、という以上に重要なこと。
 この人、たぶん、隠し事をするつもりがあんまり無い(爆)
 扉を開け放してベイルと話すし、御子柴女医に聞かれればいろいろ話してくれるし。
 大二を脅威だと感じているなら、権力を駆使して解雇なり拘束するなりするのが最適解のようなのですが、それをする気配もナシ。
 この人相手に、慎重に行動するのがギャグみたいになってるなぁ。
 しかし、なんでまた御子柴さんを殺さずに引きずって行ったんだ。自分にリアクションしてくれる相手が欲しかったのでしょうか。
 
・謎のウィークエンド
 本作の勢力の中でも、なかなか立ち位置が見えない感じがあるのがウィークエンド。
 そもそも、フェニックスを監視していた以上のことをしていないので、『やがて来る決戦』の果てにどうしたいのかがどうにも見えて来ない。
 互いを詮索しないルールもあって、メンバーがどのような想いで戦っているのかが見えづらい部分も。
 反政府活動をしている怪しげな組織なのか、正義のためなら自ら手を汚すこともいとわないダークヒーローなのか……。
 いずれにせよ、まだまだ油断ならない……と考えて良いのかなぁ。
 そんなウィークエンドに、なぜかさくらと共に戦うことにしたらしい花。(だって、説明すっ飛ばして、いきなり入会してるんだもの……)
 ギフさまに振られた彼女は、もはや戦う理由が無いようにも思えますが、その胸中はいかに。