バクアゲ12『爆上エンジン』
『炎神戦隊ゴーオンジャー』より、ゴーオンレッド登場編!
さすがに全員集合とはいかないので、どうなることかと期待半分不安半分でTVをつけたら、オープニングで不安を吹き飛ばされました。
ストーリーラインはシンプルな分、キャラクターの活躍がたっぷり。
ゲストである江角走輔 ゴーオンレッドとスピードルはもちろん、ブンブンジャー側にも見せ場がたっぷり。
ゲタグルマーも印象的な断末魔を残したりとキャラが立っていましたね。
久々の登場となる走輔。どんなダンディになっているかと思いきや、相変わらずのサイヤ人ヘッドに加え、なんと赤毛!?
まるで少年マンガの主人公のようなファッションがサマになるのが江角走輔だったと一目で思い出させてくれました。
ゴーオンレッドを演じるのは福沢博文さん。
現在はアクション監督として多忙を極めていらっしゃいます。
そうした事情もあってか、派手なアクションシーンは控えめではあったものの、ゴーオンレッド(走輔)らしい演技は衰え知らず。
チャンバラがすくないことは2度目に観て初めて気が付いたくらいで、今回の密度には改めて驚かされます。
必殺技も名乗りもキレッキレでしたしね。
それにしても、福沢さんも古原靖久さんも、ゴーオンスーツ装着時のシルエットが美しかったですね。現役時代に優るとも劣らない。
お陰で、放送時の映像ともまるで違和感がありませんでした。
ハイウェイ空間では久々のスピードルのジャンプが見られました。毎回、短いながら何かしら印象に残るシーンを作ってくれるのがありがたい。
巨大戦ではスピードルに加えて、なんとベアールVとバスオン=エンジンオーの登場。
昨年とちがってオモチャとの連携があるわけでもないのに、なんとも贅沢。
モーションキャプチャーによるCGモデルであることを活かし、ブンブンジャーロボ(ブンブン)との縦横無尽なアクションが素敵。
ところで、さりげなく作られたブンちゃんのCGモデル、今後も出番もあったりするのでしょうか?いろいろと期待が持てます。
大団円と共に語られるのは、スピードルの息子マッハルコンの結婚式。
どうしてスピードルがヒューマンワールドにやってきたのかと言えばそう言うことだったとは。
ゴーオンジャーの仲間たちも出席することが語られ、(仲間のボンパーやほかの炎神たちも当然に出席していることでしょう!)、旅立つ走輔。
今回、唯一の不満を言わせていただければ、炎神”戦隊”なのに一人(と三体)しかいないのは寂しい!と言う事。
いずれ、他の仲間たちも私達の前に帰ってきてくれることをささやかながら願っております。