第39話『ガッチャ完了!クライマックス101!』
最後のケミー追跡劇を軸に、三姉妹のドラマあり、ギギストとの対決ありと盛りだくさんな内容。
分身ニジゴンが宝太郎の手に渡り、苛立ちでアトロポスとクロトーにDVをかますギギスト。
これを見ると、グリオン様は幾らか堪え性があったんだな、とどうでも良いことを思ったり。
(DVヤロウには変わらないのでマジどうでも良い比較)
最後のケミーをガッチャすべしとやる気十分のアカデミー 一同。
料理、ドローン、オチ担当(オイ)とそれぞれの「らしさ」が現れています。
パクラプターを目撃した加治木くん、ヨダレまみれで明け方まで外に居たのでしょうか?
おそらくは休日であろうとは言え、未成年の深夜外出は危ないのでは(特にこの町では)、といらぬ心配をしてしまったり。
なぜかいつもの衣装のまま、お使いをするラケシス。
鏡花さんにおかれましては、そろそろラケシスに新しい私服を用意してあげて頂きたいところ。
そこに現れるのはアトロポス。
今なら許して「あげる」と言うアトロポスですが、本音は別の所にあるようにも見えます。
それを見て錯乱したクロトーが襲い掛かる、と言う混沌とした事態に。
3人の望みはきっと同じはずなのに、拳を向け合う悲劇。
思えば、三姉妹の中ではラケシスが一番素直だったんだな、と思わされるところ。
そこに現れたのは、恐竜の着ぐるみを脱ぎ捨てて聞き込み中だったりんね。
あの流れでスネたのがこんなところに繋がるとは。
ラケシスは今は仲間だとハッキリと言ってのけるのがヒーローらしいですね。
それを受けたラケシスが口琴の錬金術でりんねを救うのも良い。
不器用ながら信頼関係が生まれつつあります。
それにしても、口琴の錬金術はいつぶりやら?
ケミーの力を悪用する時期が長かったので、どうしても使う機会が少なかったんですよね。
相変わらず唐突に現れる無法のギギストに対し、ニジゴンのレインボーブレスで対抗。
レインボーブレスをかけ、ケミーカードの絵柄を変えたニジゴン。
イメージとしては、ギギストからの干渉を避ける、プロテクトをかけた、と言ったところでしょうか。
被造物に反旗を翻され、遂には膝を着くギギスト。
さらにはレインボーガッチャードの新能力。ガッチャーブラザーズ登場。
これまでガッチャードに「力を貸す」形であったケミーたちが、遂に宝太郎と肩を並べて「共に戦う」と言う流れが実にアツい。
ラスト、ニジゴンがほかのケミーたちと仲良くなっていく姿を描写するのも良いですね。
ケミーの先輩たちを褒めて行くニジゴンのスタイルは宝太郎譲り?
頑迷な錬金連合の上層部に対し、組織の解体と言う密かな決意をスパナに語るミナト。
ミナト先生、なんとも大胆な決意。
連合サイドのドラマも意外な方向へ動きそうな気配ですね。
こうして、ギギストが倒され、のこるは冥黒の三姉妹をなんとかするのみ……とはいかず、新たな冥黒の王たちがまさかの登場!?
計三人の冥黒王が登場とは、スーツ的な意味でも景気の良い話ではありますが、ますますもって暗黒の扉の正体が謎めいていきますね。