fgoマスターの皆様、第2部第2章は進んでいらっしゃるでしょうか。
僕はまだまだ3節まで。
相変わらずのボリュームを考えますと、皆様ネタバレを警戒しつつ自身のペースで進められるのがベストかと思います。
それでは、最初も最初、第3節までの感想をこの先ネタバレありでお送りいたします!
未プレイの方はくれぐれもご覧にならないでください!!
ご覧にならないで下さい!!
(こういう大文字演出多いな、今回のシナリオ)
・”バトルなし”の大ボリューム
第1章の終わりからの戦後処理があるとはいえ、のっけからイントロ=バトル無しが2パートと、文章のボリュームがすさまじいことになっていました。
『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』というタイトルが表れるまでが遠いこと遠いこと。
本編に入ってからもバトルの無いパートが第1章以上に多い印象。
腐っても戦闘を”華”とするゲームとは思えませんな。
ここまで行くと、軽く文章で殴りに来ている位の勢いですね。
そこにいささかの畏怖を覚えつつ、「良いぞ、もっとやれ!」と心の中で叫んでいる自分がいるのもまた事実だったり。
・カドック
前回シャドウ・ボーダーの捕虜となったカドックくん。
さすがに「はい、そうですか」とこちらに協力してくれる道理もなく、サクっと言峰神父に奪還されてしまいました。
こういう立ち位置になったキャラクターって、本当に無残な最期を遂げるか、敵側の主人公的な立ち位置になるかのどちらかになるのが王道ですが、果たしてカドックはどうなるのやら……。
それにしても、徒歩でシャドウ・ボーダーに追いついたラスプーチンさんには思わず笑ってしまいました。
いや、サーヴァントってそういうものなんですが、ビジュアル的に、こう……。
・”北欧神話”の世界
今回の異聞帯は北欧神話が主軸となる世界。
アメコミ映画でお馴染みのロキやソー(トール)など、自分のようなにわかも知っているような魅力的なキャラクターに溢れた神話ですね。
……ソーと言えば、現在『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』シリーズで活躍しているハンマー持ったキャラクター(の力の源)も北欧神話由来なんですよね。
今回、疑似サーヴァントとして出てこないのが不思議なくらい。
いやむしろ『プリズマ~』の作者であるひろやま”まひろちゃん”ひろし先生がこの展開に一番驚いているんじゃなかろうかという気さえしますね(笑)。
・道すがら空想樹切除が任務追加
当初はこの異聞帯をスルーするという選択肢もあったものの、やむを得ない事情からガッツリ戦うことになった今回。
っていうか異聞帯を滅ぼすことに最早ためらいが無いなこの技術顧問!
いやかわいいけどさ!
お蔭でまだまだぐだサンは異聞帯との戦いに割り切れていないところがあるでないのと。
いやまぁ、そう簡単に、異聞帯とはいえ、人間を切り捨てられないのがぐだマスターの良い所ではあるんですが。
……あー、ホント異聞帯の皆と手に手を取り合って平和に暮らすとか言うお花畑な展開になってくれないかしらー。
・オフェリア
実に幸薄い雰囲気をまとった今回のクリプター。
「日曜日が嫌いだった」と言う彼女。
おそらくは魔術師である、父母とすごす一日。
風のうわさによれば、fate世界で『魔術師らしい魔術師』と言えばMADなサイエンティストとほぼほぼ同義らしいですね。いや、偏ったウワサですが(笑)
そんな連中が、”魔眼”なんていうレア素材を持ったオフェリアさんに眼をつけた日にはイヤな予感しかしない訳ですが……。
敵ながら、少しでも幸せな末路未来を願わずにはいられないキャラクターです。
・シグルド
少なくとも現時点では、暴虐の戦士として振る舞っているシグルド。
一捻りな事情がありそうな感じではありますが、ボーダーをブン投げた膂力を見ると「バーサーカー並の狂化スキルかかってない!?」と思わずにもいわれません。あと、初戦でタイトルを信じてアーチャー中心の編成にするんだったという後悔があったり。
北欧神話的世界の本異聞帯であれば本来の意味でのバーサーカー(ベルセルク)の登場も予想&期待される訳ですが……?
そして、人情を慮らない名探偵は何も言いませんでしたが、果たしてナゾの赤い瞳の真相は……?
ココまではまだ顔出し程度の登場。
見た目同年代のオフェリアさんの良き友人になってくれると嬉しいのですが……。
あるいは、彼女を観察する中で何らかの変化があるのかも?
そして、CMを見る限りですと、彼女の仲間として大きな脅威になりそうな予感も。
・雪の女王
実質この異聞帯を文字通り掌握している女王様。
誰とは言いませんが、まさかナポレオンと同じタイミングで登場するとは思いませんでした、誰とは言いませんが!
ともあれ、味方の前では思いのほか鷹揚な王サマというのが第一印象。
ちょっと意外な所ではあります。
彼女という絶対強者が君臨しているからこそ、この異聞帯は一応の秩序が保たれている、という第一印象を受けました。ーーー容易く覆りそうな第一印象ですが。
ちなみに、雪の女王と言うと厳密には違うンですが、ゲルダちゃんという名前が登場するとアンデルセンさんの同名童話を連想してしまうのが人の性。っていうか童話作家さん早くヘルプミー!
・ゲルダ
パツシィさんに続く今回の現地住民枠(勝手に枠を作るな)のゲルダ嬢。
もしも今の流行を追いかける形になっていたら”アナ”という名前になってた可能性もあるのでしょうか(笑)
担当イラストレーターの方々がとても良い仕事をされていて、アニメキャラと言うよりもこのまま絵本の挿絵になっていてもおかしくないステキなお嬢さんに仕上がっていますね。
一方で、幼いながら結構な無茶をしていたり、彼女がそうせざる得ないような、この異聞帯の環境にきな臭さを感じたりもするところですが……。
・ところで……
ここまでシリアス一辺倒なので、誰かこの状況に風穴を空けて欲しいのですが、切実に!
具体的にいうと、ナポレオン早く来てー!