ムソウノカキオキ

管理人の好きなこと(アニメ、特撮、オモチャetc)についてつらつらと語っていくブログです。色々遅いですが、よろしければコメントなどもお気軽にどうぞ

『爆上戦隊ブンブンジャー』第8話簡単感想

 『バクアゲ8 分裂と暴走』

 冒頭はハイウェイ空間でのテストドライブからスタート。
 『ブンブンジャーちゃんねる』でのショートアニメを思わせるワチャワチャした雰囲気が良いですね。

 秘密基地を訪れた調さん。
 玄蕃の話すブンブンジャーの目的=BBG出場を聞き、「つまりブンブンジャーは範道大也の道楽」と分析。
 やや強めの言葉選びではあるものの、彼女にあまりイヤな印象とならないのは、これまでの積み重ね(キャラ崩壊)が効いていますね。
 明かされてみると、あまり戦闘的ではない戦隊装備の外観や、「特等席への招待」と言う前回の大也の言葉など、納得できるところも多いところ。
 とはいえ、そんな話は知らなかった未来と錠は困惑。

 これは、言葉でキチンと伝えないと言う、範道大也の欠点が発揮された形になった展開に。
 思い返せば、大也は、自分の言うことを皆察してくれるだろう、という前提に立って行動するところがある、というあたりは3話で仄めかされていました。
 実際、射士郎や玄蕃は大也の意図を察したり、先回りしたり、と言ったことを得意としていて、それが彼ら3人にとってベストな関係だったのでしょう。
 しかし、未来や錠は、射士郎たちとは違うタイプの人間です。
 当然、同じようにはいかず、今回のような事態を招くことになった、と。
 (この場面に潤滑油的存在のブンちゃんがいなかったのもイタいなぁ)

 しかし、ココで「戦隊ボイコットだ!」みたいなことにならず、戦隊としてハシリヤンにしっかり立ち向かうのが、未来と錠の偉いところ。
 しかし、サンシーターのトンチキ、もとい卑劣な罠にかかり、囚われの身に。
 さすがにデコトラーデとイターシャが高校生に変装しているとは分かるまいて。『激走戦隊カーレンジャ―』の世界ならともかく!?
 
 そこに現れたマッドレックスと一対一の戦いを繰り広げるブンレッド。
 苦魔獣戦とは一味違う、一進一退、ギリギリの攻防。
 まさに再三の戦いではあるものの、毎回の戦いが名勝負と呼ぶにふさわしい戦いぶりなのが嬉しいですね。
 抑えめのブンブンチェンジ&名乗りも格好良い。
 
 等身大では倒しきれず、戦いは巨大戦へともつれ込む。
 絞られヤルちゃんやら、デスロッドにまたがるマッドレックスと言う面白映像が霞むほどの緊迫した戦いが続きます。
 次々に武装をチェンジするブンブンジャーロボでもなおピンチになり、4人は車外に放り出されることに。
 ブンブンジャーロボパンチャーでどうにか引き分け……。
 (勝負の行方は次回に持ち越したりせずにキッチリ描いてくれるのが嬉しい)
 この時、全てのブンブンカーを使い切って、ほとんどブンドリオ状態で肩で息をするブンブンジャーロボにグッときました。改めて、ブンブンジャーロボは単なるロボットではなく、ブンドリオと言う一人のキャラクターであり、戦士なのだと実感できる名シーンです。

 ボロボロになった大也に憤りをぶつける未来。
 一人で突っ走ってしまったは熱血センターだから仕方ないとしても、そんな性分の大也にこれから4人が、そして大也自身がどう折り合いをつけていくのやら。
 果たしてこれから5人の関係はどうなっていくのか、と言う所で待て、次回!