遂に登場した新ヒーロー、ドンブラザーズ。
レジェンド、田﨑(たさき)竜太監督に井上敏樹先生脚本ということもあり、ファンの間では注目の作品ですね。
こちらでも第1話の感想を書かせていただきます……第2話が始まる前に何とか!
続きを読むスマートフォン向けゲーム『fate/grand order』の期間限定イベント『ホワイトデー・スペクタルズ 15人の理知的なメガネたち』をクリアいたしましたので感想をば。
今回の『ホワイトデー・スペクタルズ』、ボイス付き概念礼装実装など、さまざまな方面で気合の入ったイベント、
新規プレイアブルサーヴァントこそいないものの、新規霊衣などビジュアルでのボリュームも満点で、華やかでしたね。
しかし、自分としては新たな背景CGの出来の良さにも触れたいところ。
単なるオフィスビルではなく、日本とは違う、廊下が広く、無機質で、スタイリッシュな海外のオフィスビルとしてしっかりと描かれています。
そのおかげで、室内劇であるにも関わらず、舞台が現代ヨーロッパであることの説得力を増していました。
今回、登場人物がほぼほぼサーヴァントのみで現地人がいないという状況で、現代ヨーロッパらしさ(洋画っぽさ、とも)を出すのは、大変にすごいことかと。
ほかにも、魔獣の新規立ち絵もあり、今後の活用にも期待できますね。
シナリオの内容は知的ゲーム、ということでゲームの真相や展開を考えるのが楽しく。
水平思考ゲームは、主人公が気付くタイミングで自分も真相に気付けたり、とライターさんのすごさを感じたり。
まぁ、自分の深読みは大体ハズれましたが(苦笑)
華やかな戦闘シーンが無い分、サーヴァント同士の駆け引きや、彼らの考え方といった点にフォーカスが当たったのも印象的。
クールな駆け引きのできる戦士としての部分が強調されたクー・フーリン・オルタの活躍が特に印象的。
しかし、信勝くんが他のサーヴァントと交流できめいるのはほっこりしますが、二言目には姉上のことしか話さないヤバさが強調された感もありますなぁ(苦笑)
今回NPCとして登場したマイケル=コンスタンティヌス11世。
事態が事態だけに、頼れる協力者としての面が目立ちましたが、真名を明かさない理由が「恥辱だから」だったり、あのマーリンを相手に動じることなく司会進行を務めたりと、色んな意味でタダモノでは無いところもチラホラ。
本格的な活躍が来る日が楽しみです。
機界戦隊ゼンカイジャー 最終カイを終えての感想
先日見事なハッピーエンドを迎えた『スーパー戦隊シリーズ』第45作『機界戦隊ゼンカイジャー』。
その感想を語り倒していきたいと思います。
稀代の怪作か、オバカ戦隊か。
いやいや、その実シリアスな、そして実にシリアスに『スーパー戦隊』をしていたのです。
(以下、ネタバレ注意)
続きを読む『仮面ライダーリバイス』の敵役(?)、アギレラ様とフリオくん=玉置豪、主人公たちに劣らないほど、ドラマでは注目な2人ですよね。
視聴者の多くは二人のことを憎めない存在と感じているのではないでしょうか。
そのベースにあるのは、2人の関係性……ではあるのですが、その形成過程はちょっぴり歪。
アギレラにとって玉置は、自分が八つ当たりしようが、デッドマンズから追い落とされようがとにかく着いてきてくれる、言わば理由なき忠犬。
一方、玉置としては「救って頂いた」という強烈な理由がベースにある。
17話の相関図によると、アギレラ様的には「忘れちゃった」とのことですが。
18話でアギレラは自分の意志で玉置の命を救いましたが……コレ、本人も言ってるように一人にされたく無いからじゃねえかなあ。
他者への慈しみといったものを十分に発揮できるほどアギレラのメンタルが成熟してるかは、正直疑問があります。
とはいえ、それはデッドマンズという狭いコミュニティで育てられたという環境的なものがデカいので、彼女のせいでは無いのですが。
玉置はアギレ様のことを、頑張ったらご褒美をくれる主だと思っていそうではありますが、アギレラ視点ではむしろ逆。
なかなかにすれ違った2人、ではあります。
けれど。
その上で出力される感情が、『互いにとって互いが大切』であるという良心であることは確か。
個人的には、そこにエモーショナルなものを感じるのです。
どれだけ勘違い、すれ違い、間違いだらけだったとしても、互いの互いに対する親愛はしっかりと存在する。
その想いだけは、2人の間で本物なのではないでしょうか。
玉置はどんな状況であれアギレラのために行動することを厭わないだろうし、アギレラは玉置を簡単に切り捨てられるほど非情ではない。
この点は信頼して観られるな、と。
しかし、それだけにこの2人の関係は、いつか終わりが来るだろうとも感じます。
勘違いだらけの女王様と忠犬関係は、いつまでもそのままというわけにはいかない。
それが破滅的な破綻なのか、互いの成長による関係性の昇華なのかは、現時点では何とも言えませんが(そもそも、まだ決まっていない気がする……!)
願わくば、2人の未来に希望があらんことを。
前回に引き続き、劇場版『呪術廻戦0』の感想をば。
『作品の肝となる(と思った部分)』編です。
コアなファンの皆様に比べるとド素人すぎて恥ずかしいことしか書いていない気もしますが(笑)、ちょっとしたお楽しみになれば幸いです。
(以下、ネタバレ注意)
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