ムソウノカキオキ

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『ウルトラマンブレーザー特別総集編3』 簡単感想

 最終回直前!話題沸騰の『ウルトラマンブレーザー』だけど、今からでは間に合わないのでは!?そんなあなたのためのエピソード!!……かもしれません。

 と、言うわけで、今回の総集編も前回に続いてアニメ回。
 相も変わらず、本編と同じくらい手間がかかっていそうな総集編です。
 総集編でどこまで凝ったことをしてくれるのか、と言う点に注目できるのも、近年の『ウルトラシリーズ』の良い所です。
 そもそも総集編の歴史を遡ると……と話し始めると終わらないので本編へ。


 電脳生物パグと怪獣コンビにより、強化されたブレーザーやアースガロンを中心に特集。
 作中世界とは異なる場所にいる三人なので、100パー他人事なユルいトークが特徴ですね。
 ヒーローサイドの戦力に対する感想が「絶対食らいたくない」なのが怪獣らしい切実さ。

 しかし、話題はそれにはとどまらず、大事な設定の振り返りへ。
 複雑になりがちなあたりが分かりやすく解説されているのがポイント。
 飛び飛びで観ている視聴者やお子さんにも優しいですね。
 それこそ、今回から『ブレーザー』を観るのも十分にアリ。
 ほかにも、番組を観ているだけでは分からない技名や、スパイラルバレードのバリエーション名も紹介してくれるのも分かるのがありがたい所。

 パグと怪獣コンビとの関係性も、ほんのり前進しているのも見どころ。
 当初は単純に距離感が掴めていなかったのが、今回は単純に距離感が雑になっている、と。
 ケンカオチは変わらないものの、コミュニケーションは大きく前進している、と言えるのかもしれません。
 
 結局、『ブレーザー』の出身地は分からずじまい。
 視聴者も、M421と言う名前しか知らないですし、謎は謎のまま。
 とはいえ、初代ウルトラマンも、光の国がどんな場所なのか、後年描写されるまで明らかで無かったので、伝統と言えば伝統なのかもしれません。