『友星公演』大団円。
思った以上に王道のラストでしたが、クセの強い登場人物だからこそ、そこにたどり着いた良さがありました。
全体的にはシリアスよりなSFジュブナイルでしたが、山形関係のネタなどのはっちゃけたネタや、キャラクター同士のやり取りでバランスが良い感じに取れていたように感じます。
アカリ・ツジノは思ったよりも他者への共感性を持った女の子。
ココは彼女にごめんなさいしないといけないところ。
正直、もうちょっとだけヒドい奴だと思ってました(苦笑)
まぁ、地球とは価値観の違う所から来た上に、職業:侵略宇宙人なのですから当然と言えば当然だったのですが。
とはいえ、今後もサバサバ発言をしたりとか蘭子と喧嘩とかしながら暮らしていくのだろうなとは感じられるところ。
彼女はきっとそれで良い、そんな気がします。
アカリの母やサイドストーリーから、ヤマグァンタァ星は合理を突き詰めた結果、人々のメンタルがややすさんでいるように感じました。
現実でも考えさせられる話です。
サイドストーリーのレイナサマ&サトミの活躍も良かったですし、毒を吐き合うヨリコ&フミカの気の置けない関係もステキ。
やはり今回は、素顔のアイドル達が良い子たちだからこそ、少しヒネた演技をしているギャップが良かったですね。