若き天才たちにスポットライトを当てた今回。
アキトの天才ぶりに改めて驚愕するユカ隊員。
権威ある科学者と見たアキトの権威が、よもやガッツスパークレンスから始まるとは、確かに思いもよりませんよね。
映像でしか知らないので「制服っぽいの着てる」と彼を高校生であることを判別するのが面白い。
映像ではアキトの苦悩を知る由も無いので、彼の凄いところばかりを見せつけられるというのも不思議な構図。
つぎはXIOのルイルイ。
こんな小さな銃、と言う評価がウルトライザーのモノ凄さを端的に表していますね。
大胆にプロセスを省略してのエックスへの変身が見事。
一連のシーンに合わせて流れるメインテーマBGMが高揚感を際立たせます。
友也がまた十代……?と驚愕され、初期ニュージェネの子供番組らしさをしみじみ感じたり。いや、今も子供番組には変わりないのですけどね。
ファイブキング戦。2人のウルトラマンが次々と相手の武装を破壊していくのが痛快。
ギンガストリウムがウルトラマンとウルトラセブンの力を使うのは、第1作の出来事を思うと感慨深いですね。
ダーク状態と言う不本意な形とは言え、一度はギンガと相まみえた2人のウルトラマンがギンガに力を貸してくれるとは。
そしてフィニッシャーは、シリーズ通して力を貸してくれるタロウのストリウム光線、と言うファンサービス満点。
飛び人形での登場と退場が実にクール。
そんなわけで異世界の若き天才たちに圧倒されるユカ。まぁ、マルチバース事情なんてそうそう知ることも無いでしょうからねぇ。
体勢としてはだいぶだらしない感じになっても、表情は崩さないのが、さすが美人。
あくまでもモヤモヤする、と言ったくらいしか表に出さないユカ隊員は実に大人。
謝罪するマウンテンガリバーも良い子。
そして次回、ほかならぬユカ隊員の天才ぶりを再確認するエピソードを持ってくるのは、素晴らしい構成としか言いようが無いですね。