オープニングは、どこか『サザンオールスターズ』っぽさも感じたり。
エンディングは公式サイトによると『ドリフターズ』イメージとのことで、昭和レトロな雰囲気は狙ってやってる感じですね。
射士郎が認めない、と言いつつも、それが大きな軋轢に繋がらないのは、大人なチームならではですよね。
もっと若めな戦隊なら、分かりやすく喧嘩に発展することも起こりえたかも。
しかしながら、未来と射士郎はようやく互いの距離感を掴んだ、と言う程度なので、色んな意味でまだまだこれから。
さりげないやり取りの中で、大也、射士郎、ブンブンの三人の関係が見えてくるのが良いですね。
しかし、ブンブンについての説明で濁すような場面もあるあたり、付き合いの浅い未来には軽々に言えないような事情が垣間見られます。
ブンブンジャーとは、悪のハシリヤンと戦うために結成されたチームでは『無い』と言うのは、歴代戦隊の中でも異端な部類ですよね。『キングオージャー』はその辺だけはキチンと王道戦隊していんたんだなぁと思う次第。王様戦隊だけに。
それでも、巻き込まれる錠を捨て置けないブンピンク(未来)と言った描写を入れ込むなど、ブンブンジャーはヒーローに相応しい正義漢である、と言う描写を入れ込むのはスーパー戦隊らしいバランスですね。
ハシリヤンの苦魔獣は、運び屋にとっては障害物的な立ち位置と言うのはやはり異質。
苦魔獣さえいなければ、今回のミッションは難なく進んだハズ、と思うとやはり面白い。
だからこそ、荷物が他愛も無いチェキだった、と言うオチが成立する。コレが他国のエージェントとの荷物の奪い合い、と言ったスパイ映画的な展開だと、ちょっとムリが出てしまいますものね。
大統領の笑顔に未来が運び屋の仕事に更なるやりがいを見出すのも良いですね。
巨大戦、その一歩手前のマシン戦に力を入れられているのも面白いですよね。前回のピンクに続いて、レッドとブルーの連携と言うドラマが観られたり、と見どころの多い場面。
マシン戦が何話まで続けられるかは分かりませんが、可能な限り注目していきたいところ。