ムソウノカキオキ

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fgo『カルデア・サマーアドベンチャー!』簡単感想

スマートフォン向けゲーム『fate/grand order』で現在開催中のイベント『カルデア・サマーアドベンチャー! ~夢追う少年と夢見る少女~』の感想を簡単に書かせていただきます。

 特設サイト(コーナー)が作られていたり、ピックアップガシャがすげーいっぱいあったりと大変に気合が入った作りでしたね。

 

 それだけに、大変に楽しませていただきました。

 


 まずなにより、『大長編ドラえもん』など、子供向け冒険作品へのオマージュがたっぷりとささげられているのが印象的でした。
 ステ君の設定なんてモロですものね。
 
 それだけに際立つのが、ダ・ヴィンチちゃんのメンタルがとても大人びていること。
 ステ君の存在に興奮しつつも、モノローグで「でも本当はありえないよね」と思っていたり、当初からステ君との別れを『あるもの』として覚悟していたり、ととんでもなく理性的な考えを覗かせます。
 メインシナリオ第2部第6章でも、「お、この子すごくサバサバしてるぞ?」と思わされたところだったので、そこをうまく深掘りしてくれた感じでした。

 こんな具合に、今回は配布サーヴァントがバッチリ主人公でありつつ、その上ボイスやSDキャラなども用いてその魅力をグイグイ引き出しに来てくれているのが嬉しかったですね。
 ロード画面にフォウさん以外が走っているのが大変に新鮮であり、イベントクリア後には”彼”も走っているのもなんともはや。
 
 ダ・ヴィンチちゃんの脇を固めるキャラクター達もバランスが取れていて良かったです。
 特に、大英雄アキレウスに神であるカーマと言う二大巨頭がシナリオ中でもしっかり一行の切り札として機能していたのが良かったです。
 他にも、神霊カイニスをはじめ、全般的に仲間サーヴァントがとても頼もしい・心強い存在(もちろん可愛い、格好良い!)として描かれていた印象。(もちろん、クセの強さはあるものの)
 サブのシナリオでも、ほかのサーヴァントを適度に登場させつつもメインサーヴァントの魅力を立たせる方向で展開していた感じでしたね。
 過去の夏イベントのシナリオは、「とにかくキャラをたくさんだそう」と言う方向だったので、少し新鮮でした。


 そんな中でもNPC『クリストファーくん』のインパクトは大でしたね。
 読者的に真名がクリストファー・コロンブスなのは分かりやすい物の、作中人物が口をそろえて「うっそだぁ!」と言うのも良く分かる。
 それでいて大人時代の片鱗を覗かせる部分も多々あって。
 最終的には、良い意味でも悪い意味でも(ダ・ヴィンチちゃんにはできない)”こども”としての役割を貫いたのも良かったですね。
 クリストファー・コロンブス”そのもの”かどうかはボカしてあるのも、本作らしいところ。


 しかし、クリア後に追加されるダ・ヴィンチちゃんのボイス。
 コロンブスが言ったことが「自分のちっこいの(みたいなの)が迷惑かけて大丈夫だったか?」なのか、「ここに良い儲け話があるんだが大丈夫か?」のどちらかでもアリと思えるあたりに、あのライダーの人間性が感じられますね。(苦笑)
 
 さて、こうして一回り大きくなったダ・ヴィンチちゃんと我らがカルデア。この先にどのような冒険が待っているのでしょうか。具体的には、どのような高難易度ボスが待っているのでしょうか(爆)