ムソウノカキオキ

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『ウルトラマンブレーザー』第8話簡単感想

 悲劇の師弟対決か!?と思われたところに待ったをかけたのはテルアキ副隊長。
 ある部分では、恩師の凶行にゲント隊長は冷静では無かったとも言えるかもしれません。
 そこにブレーキをかけたのは、テルアキのオカン……もとい副隊長としての面目躍如。
 ゲント隊長も、危機的な局面で部下の意見を聞き入れることで、改めて理想の上司ぶりを見せてくれました。
 横峰教授の言動を世迷言と切って捨てるのは簡単ですが、彼を他人として尊敬していると言う立場だからこそ、教授に客観的な視点から寄り添い、その上で意見をぶつけられるのはテルアキ副隊長にしかできなかったことでしょう。

 

 遂に登場したアースガロンmod.2。
 背中に大砲を装備するのは、ロボットとして王道なパワーアップですね。
 フィニッシャーにこそなれなかったものの、ニジカガチのクリスタルを破壊し、ブレーザーがクリスタルを手にするきっかけを作る大金星!
 大気圏外まで放つことのできる弾丸の活躍は今後に期待したいところ。

 ブレーザーが手に入れたニジカガチストーンで放つ新技、レインボー光輪。
 ベースがニジカガチと言うことが、技の威力を如実に物語る、と言う面白い構図。
 発射ポーズも、スパイラルバレードに劣らず印象的ですね。
 主観視点のインナースペースが新鮮。
 しかし、変身中のゲント隊長がどうなっているのか、イマイチハッキリしないですよね。今後明かされるのか……。
 
 あれだけの大捕り物の末、嫌疑不十分で釈放となった横峰教授。
 思うところは無いでは無いですが、隊長と副隊長にとって苦い結末にならなかったのは良かったのかな?
 横峰教授に聴こえたニジカガチの鳴き声は、幻聴なのか、あるいは自然そのもののニジカガチに死は無い、と言う事なのかもしれませんね。