ムソウノカキオキ

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『ウルトラマンブレーザー』第11話簡単感想

 実質的な前後編がやってまいりました。  本作は、強力な怪獣が多いですね。  そんなわけで、前回、ブレーザーとの意志の反発を経験したことで、『自分以外の存在が内にいる』ことの戸惑いを表出するようになったゲント隊長。
 いやまぁ、第1話時点でパニクってもおかしくない事態だとは思うんですけどね。それでも今まで戦って来れたゲント隊長の意志の強さを褒めるところでしょう。

 隕石=ゲバルガの接近に、本部の警戒態勢をハッキリと状況を伝えず、SKaRD各人の予測にゆだねる形になるあたり、防衛隊の秘密主義が感じられます。

 もしかして、ガラモン戦前の緊急修理も、既に本部で怪獣出現を察知していたとか?

 宇宙電磁怪獣ゲバルガ。
 その特徴は『見立て』でしょうか。
 体を丸めて隕石に見立てたり、腕と頭を組み合わせてまるで大あごのようにしたり。
 しかしいずれも見立てているソレそのものではない、という歪さが不気味。
 ヒトデのようないかにも生物然としたルックスさえ、機械的な意匠や特殊能力から、実態は異なるのではとも思えます。
 
 そのゲバルガとの戦いは、同じ宇宙怪獣と言うこともあってか、どこかバザンガ戦を思わせるものに。
 威嚇に膝蹴り、さらにはスパイラルバレードのアンダースロー
 バザンガを華々しく打ち倒した戦法の悉くが通じない、と言う対比は絶望的な状況を際立たせます。
 そして、再びぶつかり合う二人の意志。
 体のエネルギー?ラインの多い方の左腕が、生身の右腕を止めた?
 これが意味するところは一体……?
 そして、敗走=エスケープ。
 
 一方の本部も、司令官がなかなかのブラック上司であることを匂わせつつ。
 ハルノ参謀長は何かと無茶ぶりするなぁ、と思っていましたがそれにも理由があったとは。しかも、特大の理由が。

 敗走したブレーザー/ゲント。

 果たして、ゲント隊長とブレーザーは再び意志を通わせられるのか。

 次回、新たなる力の登場!
 行くぞ、ブレーザー