第11話『異次元人の挑戦』
今回はヤプールに焦点を当てた総集編。
原典である『ウルトラマンA』の映像を使わずとも成立するあたりに、ウルトラシリーズの重ねてきた濃~い歴史を感じます。
映像は過去と同じでも、音楽の変更によって印象がガラリと変わるのは『ウルトラマン列伝』時代からの優れたノウハウが感じられます。
特にビートスター戦はもとが大分静かだったのでイメージが変わりますね。
昭和感たっぷりな音楽は原典『ウルトラマンA』のものでしょうか?
バラバ戦、グルグル回るカットは何度見ても壮観(どうやって撮ったんだろう?)
過去キャラの再登場を、ヤプールの遺産が他の勢力に利用される危険というのは、新しい視点ですね。
確かに、超獣を一種の兵器として捉えると、それが方々に散ってしまっているという厄介な状況であります。
今回、構成の都合上とは言え、ヒーローが勝つところを入れない場面があったのは結構大胆ですね。
エースが倒れた所や、サンダーキラーがジードの前に現れた所で終えたり。
まぁ、エースやジードが負けるなんて、テレビの前の子供たちは思ってもいないとは思うのですけれども。